【初期は完全ＮＧ、するなら中期から】
妊娠初期はつわりなどママの体調が崩れやすく、ちょっとしたことでも出血してしまう為絶対してはいけません。
おなかの中の命を最優先に、まず妊娠自体を安定させる為にも安定期までは待ちましょう。
妊娠中期になるとママのつわりや体調や妊娠も安定するので、セックスが可能になります。
ただ妊娠後期の32週～36週は子宮収縮が強くなる為、その時期もセックスは控えてください。
【ママのコンディション】
ママの体調が安定していても、精神状態が良好でなければやめておきましょう。
メンタルが不安定な時に無理強いすればママのストレスになるだけでなく、赤ちゃんにも影響してしまいます。
パパの欲求を解消することも大事かもしれませんが、ママの気持ちを一番に考えてあげてくださいね。

感染症を防ぐ為にもセックスの前には必ず、お風呂で体を清潔にしてください。
また挿入する時は性感染症予防の為にも、絶対にコンドームをつけてください。
性感染症は流産や早産、赤ちゃんへの影響など様々なリスクを負ってしまいます。

精液に含まれる細菌は子宮内を炎症させたり、子宮の動きを収縮させてしまい大事な命も締め付けてしまう事にも繋がります。
なので「自分は絶対に性感染なんてしてないから大丈夫！」な人もママと赤ちゃんを想うならば必ず装着しましょう！

深い挿入や激しい動きや無理な体勢、お腹を圧迫する体位は避けてください。
乳頭への刺激はお腹の収縮に繋がります。全く触るなとは言いませんが、刺激しすぎないように注意が必要です。
あくまでソフトに優しくを心掛け、スキンシップを楽しむようにしましょう。

もし最中にお腹が張ったり少しでも痛みを感じたり出血をしてしまったら、セックスは即中止し安静にしましょう。
そのまま異変が治まらなければ、産院へ症状を伝えお医者さんに相談してください。

妊娠中期からセックスは可能と言っても、上記のような条件付きになります。
ママになかなか触れられずパパは悶々とする日が続くかもしれませんが、ママのおなかには赤ちゃんがいるという事を忘れず
無理強いしたり、セックスが出来ないママを責め立てたりしないようにしましょう。
またパパに性欲がある事も仕方がないこと。
もし気分が乗らないのに誘って来てもパパに一方的に嫌悪感を抱かないようにしてください。

嫁ハンをいたわってやりたい　ダンナのための妊娠出産読本 （講談社＋α新書） [ 荻田 和秀 ]