1984年よりクラシエフーズ(旧カネボウフーズ・ベルフーズ)から販売されているお菓子「ねるねるねるね」。“砂糖を主成分とする粉”と“水”を混ぜて作る不思議で楽しいお菓子は、サイバー菓子(ケミカル菓子)と呼ばれ、大人気商品となり今でも愛されて続けています。
筆者も幼少期は興味津々でした。たまに作っては、喜んで食べていたのを覚えています。
ですがこのお菓子、いざ我が子へ与えるとなると“本当に大丈夫なの?添加物の塊なのでは?”等と不安になるママもいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者自身も気になったため色々と調べた結果、着色料・保存料は無添加なのだそうです。
着色料は、赤キャベツなどの野菜の色素をはじめ、安全が確認されている着色料を使用している様です。合成着色料は不使用との事。
「ねるねるねるねブドウ味」の色が変わる理由は、pHによって色が変化する“色素の性質”を利用しているためで、この色素は“アントシアニン系色素”と呼ばれ、酸性・アルカリ性のものを混ぜると、色が変化するという性質を持っているからだそうです。
「ねるねるねるね」の膨らむ成分は、“クエン酸”と“重曹”なのだそうです。これらが水と反応してできる炭酸ガスを、“卵白”や“増粘多糖類(ソースなどに含まれるとろみ成分)”で、クリーム状の泡に仕上げていくという仕組みだそうです。
また、一部商品(ねりきゃんランド・おえかきキャンランド)を除いてカルシウムを多く含んでいるのだとか。
ねるね菓子は、特に怪しいものを使っているわけではなさそうですね。
市販の商品で全くの無添加菓子は逆に少ないので、たまにであれば安心して与えてもよいのではないでしょうか。
子供だけでなく大人も一緒になって楽しめるお菓子「ねるね」。“ねるねるねるね”だけでも、実は4種類もあるのですが(まじょまじょねるねる・ひみつのねるねる・おたのしみねるねる・ねるねるね)その他様々なシリーズの商品があります。各商品を魅力と共に紹介していきますね。