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蕎麦って何歳で食べさせた?などなど、ちょっと戸惑う『食べ始め』事情(蕎麦、チーズ、小麦、刺身、生卵)

小麦や蕎麦、生もの等々、いつから食べさせてOKかって、結構不安だし悩みますよね。。。離乳食で食べさせたいけれど、いつから食べさせていいのかわからない。そんな悩みにお答えします。今回は、“食べ始め”に戸惑いやすい5つの食材、蕎麦、チーズ、小麦、生魚、生卵について、ご紹介したいと思います。

蕎麦デビュー

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普段食べる機会は少なくても、年越しのときに、食べさせるのに悩むことの多いお蕎麦。
順調に離乳食が進んでいれば、離乳食後期(生後10~11ヶ月)頃から、お蕎麦を食べさせても問題はないようです。

ただし、お蕎麦で気を付けなくてはいけないのが、『蕎麦アレルギー』。
蕎麦は重度のアレルギーが出やすい食材のひとつです。
アレルギーは遺伝しやすいため、親が蕎麦アレルギーを持っている場合は、2~3才以降になってからの方が良さそうです。
また外食で、蕎麦とうどんの両方を出すお店へ行くときは、うどんを注文しても同じ釜で蕎麦を茹でている場合もあるので、確認が必要になってきます。
蕎麦アレルギーを持っている人は、同じ釜で茹でた蕎麦の茹で汁だけでもアレルギー反応を起こしてしまいます。
ですので、赤ちゃんにお蕎麦を食べさせるときは、他の離乳食同様、少量をあげて様子を見てから少しずつ量を増やすようにしてください。

チーズデビュー

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カルシウムが牛乳の4~7倍もあり、たんぱく質も豊富、そのまま食べさせられるのが魅力のチーズ。
比較的クセのない粉チーズやカッテージチーズは、離乳食中期(生後8~9ヶ月)頃から食べさせても問題ありません。
お粥に入れてリゾット風にすると、いつもとは違う味を楽しめます。
プロセスチーズやクリームチーズは、脂肪分が多いので、離乳食後期以降になってからの方がいいでしょう。
どのチーズも食べ始めは、細かく刻んでミルクや牛乳で溶いて食べさせてあげてください。

栄養も高く便利なチーズですが、塩分が多いのは気になるところです。
塩分の多い食材は、赤ちゃんの内臓に負担を与えてしまうので、離乳食期間は味を覚える程度に食べさせるのがいいと思います。
おやつとしてチーズをあげるのは、1才以降になってからの方がいいでしょう。

小麦デビュー

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炭水化物としてはお米の次によく食べる小麦。
アレルギーで小麦がパスできれば、離乳食作りのレパートリーは格段に増えます。
パンを始め、うどん、パスタなど主食にも使え、ケーキやクッキーなどおやつにも使えるので、ママとしては早く食べさせたい食材ですね。

小麦は、離乳食初期(生後6~7ヶ月)からでも問題ありません。
我が家の娘は、市販の食パンを粉ミルクで溶かしパン粥にして、7ヶ月頃に小麦デビューしました。
特にアレルギーも問題なかったため、10ヶ月頃の外出のおともに、一口サイズに切った食パンは本当に重宝したものです。
しかし、近年増加傾向にある小麦アレルギーは、牛乳、鶏卵に次ぐ患者数だそうです。
アレルギーが気になる方はもう少し遅めのデビューがいいと思います。

最近流行りのグルテンフリー小麦粉も気になりますね。
小麦粉に含まれる“グルテン”は、摂取し過ぎると、脳や腸に負担をかけると言われています。
気になる方は、グルテンフリーの物を選んであげてください。

生魚&生卵デビュー

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日本人なら避けて通れないのが、生ものです。
刺身やお寿司は、2才を過ぎたあたりから食べさせても問題ないと言われています。
娘も2才半ごろにお寿司デビューをしました。
子供は、2才頃から生ものを消化できるよう胃腸が整い始め、3才くらいで奥歯が生え揃い、固い物も噛み切れるようになります。
体が生ものを受け入れる準備が整い始める2才頃からが適当だと思います。

卵ご飯やすき焼きなど、和食では生卵を食べる機会がありますよね。
卵アレルギーをパスできても、十分に加熱していない物は、生魚同様、細菌による食中毒の可能性があるので注意が必要です。
温泉卵や半熟卵は1才を過ぎてから、生卵は3才までは与えないようにした方がいいです。
娘は4才を過ぎましたが、未だ生卵は食べさせていません。
特別食べられなくても食生活に支障はないので、焦らない方が賢明だと思います。
一つ一つ食材をクリアしていって離乳食のレパートリーが増えるのは、ママにとっても赤ちゃんにとっても楽しいですね。特に焦って食べられる食材を増やす必要は全くないですので、赤ちゃんの様子を見ながら、ゆっくり楽しんでみてください。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!