断乳の進め方の方法などには、挫折してあげてしまうとよくないというようなことが書かれていますね。
これは本当にそうなのでしょうか?
筆者は長女が二歳の時、あまりの眠気と疲労に負けて断乳を試みたのですが、長女は一週間ほどきちんと眠ることが出来ず、昼間もほとんどぼんやりとしているような状態でした。
テレビをつけたリビングで、家族三人(当時)で布団を敷き、いつでも長女が寝入れるようにとスタンバイ。
パパと二人で神経をとがらせながら、それ以外のことはほとんどできず、手にもつかないような状態が一週間。
日々の授乳の疲れに、断乳の疲れが重なり、疲労はピークを越え、あえなく実家送りになる筆者と長女。
その日の夜、母が長女を抱っこして寝かしつけてくれました。長女が眠ってしまった後に母が言った言葉は、「断乳、止めてもいいんじゃない?」
様々な育児情報で言われていることを強く信じ、実践しようと意気込んでいた私の緊張の糸が切れた瞬間でした。
その後、長女は授乳を再開したにも関わらず、しばらくは断乳のショックでぐずる日々が続き、筆者はまた疲労を重ねるのですが、その時思ったのが、「もう、断乳はいいや」。
もちろん、様々な状況の人がいて、私は差し迫った事情もなかったのでそのような選択をすることが出来た。そうなのだと思います。でも、大切なのは「本気でありつつ、状況判断は怠らない」ということなのだと思います。
どうしても、一つのきまりややり方が正しいと思ってしまいがちなのですが、そうではないんだなあと実感として思った瞬間でした。