撥水加工のジャンパーでいいかな・・・と思っていませんか！？　ダメです！
小さな子供は雪だるま作りや雪合戦、時にはごろーんと雪の上に寝転がるなどして、必ず雪まみれになります。
また、雪がちらつく日は、肩に雪が積もるので、撥水加工だけでは防げません。
また、子供は雪の上に座って遊ぶことも多いです。長い時間雪の上に座っていると、お尻が濡れてきてしまいます。
撥水加工の簡単なものでは、徐々に服が湿ってきて、寒さを感じるようになってきますので、しっかりとした耐水性のあるものを選んであげて下さい。
ウエアには、つなぎタイプと、セパレートタイプの2種類があります。
そり滑りなどで転んだ際、どうしても腰の辺りから雪が入ってきてしまいます。なので、3歳くらいまでのお子さんはつなぎタイプの物で、4歳以降はセパレートタイプの物がおすすめです。

ブーツは、内部にボアがついている長靴タイプがおすすめです。
街歩きで使えるような撥水加工程度のブーツだと、短時間で内部に水がしみてきます。子供は雪を蹴ったり、足で穴を掘ったりなどするので、足の甲に雪が付着した状態が続くからです。
そして、ジャストサイズの物を選んであげましょう。ブカブカだと、雪に足を取られてすぐに脱げてしまいます。
脱げないように変な歩き方をして、足を疲れさせてしまいます。
手袋の防水には特に気を付けてください。
雪だるまを作る時や、雪合戦の玉を作る時など、手で雪を触る機会が多いです。耐水性のある手袋を着用しておかないと、水がしみてきて、あっという間に指先がかじかんでしまいます。
3歳までのお子さんの手袋は、ミトンタイプがいいでしょう。5本指タイプだと、とーっても手袋をはめにくいです。
3歳頃までの子供は、自分で手袋をはめるのが苦手です。なので、親が手袋をはめてあげることになるのですが、5本指タイプははめにくくてイライラしますよ！
人差し指と中指がくっついて一緒に入ってしまったりして、5本全部が所定の位置におさまるのは一苦労です。

パンダスキーとは、プラスチック製の簡単な、おもちゃのようなスキー板のことです。
ゲレンデに行くと、初心者の練習コースで、このパンダスキーを履かせて子供を指導している親御さんをたまに見かけますが、これはスキーを学ぶには不向きな道具です。
全然滑りません！
パンダスキーは、練習には不向きですが、スキーに親しむため、興味を持たせる目的で使うのであれば、とても楽しい道具です。
子供は、このパンダスキーを履いて雪の上をズリズリしながらちょっとずつ進んでいきます。
緩やかな坂道では滑らないので、下る時もズリズリしながら歩きます。
これでスキーができた感に浸る子供・・・。それでいいんです。
来シーズンにはきっと「またスキーしたい！」と言ってくれますよ。

空気で膨らませる浮き袋のようなソリ。
滑りもよく、デコボコの場所ではポンポンと弾んで、乗り心地最高。
万が一衝突しても優れたクッション性で衝撃は少なく安心です。
持ち運びや収納の際には空気を抜いてコンパクトに。
夏でも水の上に浮かべて遊ぶこともできます。