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年齢別!子供に一度は読ませたい傑作外国絵本4選!

外国の絵本であれ、日本のものであれ、『いい絵本は長生きする』と言われています。新しい本もいいですが、昔からある絵本というのは、何かしら理由があって多くの人に読まれ支持されているのです。流行の絵本ではないので、少し難しかったり、絵が可愛くなかったりしますが、親として一度は読ませてあげたい外国の絵本を4冊ピックアップしましたので、ぜひ子供さんに読ませてあげて下さい。

もりのなか (2才~)

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【あらすじ】
紙の帽子をかぶり、らっぱを持って僕が森に散歩に行くところから始まるこのお話。
僕は森の中でライオン、ゾウ、クマ、カンガルー、コウノトリ、サル、ウサギに出会います。
はんかちおとしをやったりピクニックをしたり、森の中でみんなと仲良く遊ぶ僕。
僕のお父さんが僕を探しに森へ来たことで、スッと現実の世界に戻ってしまいます。

【みどころ】
挿絵がすべて白黒なので、娘も初めは抵抗があったようですが、見慣れてくるとなんだか不思議な世界観をかもし出していて入り込んでしまいます。
擬人化されすぎていない動物たちと、妙に淡々としている僕も面白く、すっかりファンタジーの世界に引き込まれたと思ったら、スッとお父さんがやってきて、まるですべて僕の夢の中の出来事だったみたいに現実に戻ってしまうのは外国の物語ならでは。
歌うような文章のリズムとともに、みんなで散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【作・絵】マリー・ホール・エッツ
【訳】まさきるりこ
【出版社】福音館書店
【発行日】1963年12月20日

おおきなかぶ (3才~)

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【あらすじ】
だれもが知ってるおおきなかぶ。
おじいさんとおばあさんと孫、それから犬や猫、ねずみまで総動員で、そんなバカなというくらい大きなかぶをみんなで引っこ抜きます。
このお話はロシアの民話(昔から口承で伝えられているもの)で、A・トルストイという方が絵本として再話したものです。

【みどころ】
大きなかぶをみんなで力を合わせて抜くという、それだけの単純なストーリーなのですが、子供は同じような言葉を繰り返すことに楽しみを感じているようです。
大人はどうしても同じような言葉は端折ってしまいたくなりがちですが、どうかそこを一番楽しく親子で読み合ってください!

【作】A・トルストイ
【絵】佐藤忠良
【訳】内田莉莎子
【出版社】福音館書店
【発行日】1998年

ラチとらいおん (4才~)

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【あらすじ】
世界でいちばん弱虫の男の子ラチが、強くて憧れだった赤いライオンに出会い、ライオンの特訓を受けて強くなっていくお話です。
ライオンがいなくても強くなったとき訪れるライオンとの別れ。
ラチはどうなるのでしょうか。

【みどころ】
絵本の裏にも、読んであげるなら4才からと記されていますが、4才向けにしては少し長いかもしれません。
しかし強くなるために、大人からすると遠回りのような特訓を、真剣にするラチとらいおんを見ているのはチャーミングで、マレーク・ベロニカのシンプルなのに動きのある挿絵は本当に可愛くて大人も楽しめる作品となっています。

【作・絵】マレーク・ベロニカ
【訳】とくながやすもと
【出版社】福音館書店
【発行日】1965年7月

めんどりペニー (5才~)

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【あらすじ】
めんどりペニーが落ち葉をひっかいていると、木からどんぐりが落ちてきました。
めんどりペニーは「空がおこってくる!」と勘違いして、王様に知らせるために仲間たちと王様の元へ出かけていきます。

【みどころ】
ハッピーエンドで終わるのが、多くの、しかも日本の絵本といった感じですが、この作品のラストは衝撃的です。
私自身も初めて読んだときは、ラストに口が開いたままになってしまったのですが、娘も同様に驚いたようです。
ただ少し読解力が必要となってくるので、4才の娘も説明をしてあげないと初めはしっかりわからなかったようです。
日本の絵本にはなかなかない終わり方、興味のある方はぜひ読んでみてください。

【作・絵】ポール・ガルドン
【訳】谷川俊太郎
【出版社】童話館出版
【発行日】1995年10月

 


ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ) [ マレーク・ベロニカ ]
傑作外国絵本4選!いかがでしたか?私はいつも娘に絵本を選んであげる時、①娘の好きな本、②親が子供に読ませたい本、③子供の年齢より簡単な本、④子供の年齢より少し背伸びした本を組み合わせて読んであげています。外国の絵本に限らず、昔から読まれているものは何かしら子供にいい記憶を残させるようですので、ぜひ読んであげて下さい。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!

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