障がいの子を持つママにとって公共の場はとても神経を使う場。
周りに迷惑がかからないか常に気を張ってみていないといけないので帰ってきてどっと疲れが襲ってそのまま倒れこむことも。
障がいの子の中には多動な子も多く、ひな祭りや七五三などのお祝い事でもひっそりと祝うことも少なくありません。
それでも頑張って障がいの子を連れてスタジオで記念撮影。
あとでそのときの写真をみて、「大変だったけどやってよかった」と思える思い出って何ものにも変えがたいですよね。
幸せってそういう些細な瞬間の積み重ねなのかもしれません。
「新一年生になる我が子。
子ども写真館の記念撮影予約をしました。
電話で子供の障害を説明したら、写真館の人って割と慣れっこなんですね。
我が子に合わせてサクサクと色々な提案をして下さいました。
自分の希望で、他のお客さんに会わない最後の時間帯を予約できました。
七五三の時みたいに奇跡の一枚が撮れたらいいなぁ」
「写真スタジオの人は毎日いろんな子を見てるからね。
うちは姪っ子が中機能自閉症で言語発達遅れないタイプ。
だから結構お話できるし写真館のスタッフも大丈夫じゃないかな?と。
いざ撮影を…と始めるとやはりフラッシュで過呼吸はじまり。
すかさずスタッフさんが姪のためにクールダウンできる場所を用意してくれたそう。
他のお客さんを先回しして姪の立ち直りを待っていてくれたみたい。
スタッフさんがプリキュアの話しをしてくれたり、幼稚園の話をしたり落ち着いてから、フラッシュに影響でない(眩しくならない)カーテンを使って撮影してくれたそうです」
「絶対無理だと思って、子供の七五三の写真とか撮ったことないんだけど。
ここ読んだら勇気湧いた。行ってこようかな?
上の子は節目節目で写真館で綺麗なドレスやお着物の写真撮ってるのに自閉の下の子は全くなくてかわいそうかな~と思ってた。」
「うちは私が子供の頃からお世話になってる写真館で撮った。
私が慣れてて余裕があったからか、子供も落ち着いてた。
無理なら普段着でいいやと思ってたけど、すんなり袴着れたし足袋も草履も履けてビックリ。
褒められまくって嬉しかったのか、刀持ったり扇子持ったり楽しそうだった。
私も楽しかったし嬉しかった。」