家庭菜園のメリットはたくさんありますが、食育に繋がる、というのは親として大切なポイントですよね。
偏食気味、野菜嫌いなお子さんも、自分で育てた野菜なら「美味しい」と食べてくれるかもしれません。
【家庭菜園による食育Point】
■野菜嫌いの克服:自分で育てた野菜には、思い入れがあるのでしょうね♡
■植物の旬の時期や、季節に対する豊かな感性が磨かれる
■一緒に育てた野菜で食卓を囲み、家族との会話やコミュニケーションに繋がる
■食べ物や植物に対する感謝の心が育つ
■種まきや水やり、料理まで、子供とのスキンシップに
■信頼できる安心、安全、一番新鮮な状態で野菜を美味しく食べられる
■命あるもの、植物が育たなかった時の失敗から得ることだってある
筆者は山形で育ち、実家の裏庭には父が趣味でやる家庭菜園があります。
ナスやトマト、かぼちゃ、インゲン、シソ、イチゴ、順調な時はスイカだって出来ちゃいます。
それぞれ形は不格好ですが、スーパーで買う野菜や果物よりずっとかわいい!
それは、芽が出て、水をやり、雑草を取ったりして気にかけながら、どんどん成長していく様子や、
やがて実が大きくなって色づいていく過程を楽しんでいた日々があるからです。
その野菜が食卓に並ぶ幸せを知ったら、きっと野菜を残す、なんてできませんよね?
逆に、大切に見守っていたつもりでも、育て方を間違ったり水やりを忘れたりすれば、
葉は茶色くなり、実もならず、枯れてしまうことだってあります。
でも、そうした失敗から、命あるものの大切さや心の成長に繋がるものもありますよね。
綺麗に梱包されて、どの季節でも簡単に手に入る安定感のあるスーパーの野菜とは違った魅力があり、
都会では見えづらい四季の旬を、家庭菜園から感じることができます。