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子供の叱り方って難しい! いつから? どうやって?怒っちゃダメなの?

最近では、叱らない子育てなどといわれ、賛否両論が別れていますよね。
叱らない子育てってなんなのでしょう? そして、それは正しいの?
いつから叱ればいいの?

難しい、子供の叱り方について考えてみました。

子供っていつから叱ればいいの?

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一才前後では、叱っても分からない。私はずっとそう思っていました。
しかも、長女なんて本当に手がかからなくていい子だったから、叱るなんてことは無縁。
本当に叱ったのなんて、3才くらいになってからじゃなかったかな。
「すごい! 私って。叱らない子育てだわ」なんて内心喜んでいたのですが、長男が生まれて状況は一変。
この手のかかる、話の分からない存在は何!? 何をいっても通じない。駄目と言うことはとりあえずやっちゃう。駄目だ! ムリムリ!
私は叱らないママを速攻卒業。
叱るどころか、怒る、時には怒鳴ってしまう日々がスタートしたわけです。

でも、どんなにそう決めても、いい加減な私の事。
「言っても分からないかな」「まあいいや、しょうがない」「男の子だしなぁ……」
もちろん、お友達を叩くなんて時はしっかり叱るのですが、それ以外の時は忙しさもありついつい心が緩んでしまう状態。感情に振り回されつつ、かつあまり真剣ではない言い聞かせ。
……そうなると、やっぱり言う事って聞いてもらえない。
「本気度」は見られている。
「感情の触れ幅」じゃなくて、「本気度」。
それを痛感しました。
「絶対にだめなこと」は本気で伝えればたとえ一才児にでも伝わる。
そう思った瞬間が、何度もありました。

ママが本気で伝えたいことであれば、伝わる。そして、その時期は意外と早い。
筆者の体感です。

パターン決めて根気よく

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それから、これは先輩ママさんに教えてもらったことですが、「本気なら諦めずに何度も伝えること」。
大人だって、一度言われても分からないことはある。
本気なら、何回でもきちんと伝えること。
なるほど、そうだなーと思いました。

それから、叱るときは「パターンを決める」ことも有効なようです。
「どうして叱られるのか」を伝えるのは大切ですが、幼児期以前では「その行為をやめてほしい」と思った時、パターンとして教えてしまった方が有効、という意見があり、なるほどな、と思いました。
「駄目」とか、何でもいいのですが、言葉や態度で「駄目のサイン」を決めておき、叱るときはパターンとしてそれを繰り返すことで、子供にいけないことを伝える、と言うものです。

「怒ると叱るは違う」。感情に任せて叱ってはいけないってどうなの?

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さて、感情に任せて怒る、時には緩くなる、時には本気で叱れる何とも矛盾だらけのママの筆者ですが、それって、どうなのでしょう?
特にここからは、三歳過ぎくらいからの叱り方についてです。

「怒る」と「叱る」は違う。
感情に任せて怒鳴ったりしてはいけない、とよく言われています。
「でも、分かってるけど我慢できないんですけど!」と、言うことは多々あります。ごめんなさい。特に、赤ちゃん時期を過ぎてからは本当にそうなってしまう。

でも、感情に任せて怒ってしまうことは、そんなにいけないのでしょうか?
筆者は、そんなことはないのではないかと思います。
大切なことは、「ママが自分を抑えておく」ことではなくて、ママと子供がともに、「着地点を信頼できる」ことだと思うんです。
「ごめんね」と言えて、二人が元のママと子供に戻れる……怒られていても、怒っていても、お互いにそれを信じられる。
「怒らない」それよりも、大切なことがある、と筆者は思います。

色々な叱り方があっていい

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叱り方というのは、「こうすればいい」と言うのはないのだと思います。
昔は街角のおじいちゃんおばあちゃんが「こらっ!」なんて叱ってくれていましたが、最近ではめっきりそんな方の姿も見かけません。
なんだか寂しい時代だなぁと筆者はよく思います。

子供は、色々な方から色々な叱り方をされるべきだと思います。
時には、不条理なしかられ方をすることだってあります。
でも、それも勉強ではないでしょうか?
「こうするべき」という画一的な考え方の中で育てるより、人との交流の幅が広がるし、そう言った人の気持ちについて考えることは、とても勉強になると思うのです。
そして、社会に出てから必要な様々な対応方法も身に付くと思うのです。
けして不条理なことを押し付けるって話じゃありません。
「そういう人がいて、そういうやり方がある」と言うことを、身をもって経験しておいた方がいい、っていう話です。

怒る、時には緩い、時にはきちんと叱れる母であるところの筆者。
そして、時には不条理を押し付けているかもしれない大人たち。
でも、そんな中でも、我が子はまっすぐに大人になってくれる。母はそう信頼しています。

難しい叱り方……。
お互い人間同士、親子と言えども難しい人間関係の一つ。
うまく乗り越えて、親として責任を果たしていきたいところです。
この記事を書いた人
綾希子

2児の母です。実家のそばで第一子出産後、夫婦の危機に。今度はパパとトラブルにならないようにと、実家に頼らず助産院で第二子出産後、頑張りすぎてマタニティーブルーに。その経験から、助産院の子育て…