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母乳育児の心得。卒乳までの悩み解消ベスト10!

授乳の悩みって、尽きませんよね。
しかも、授乳の悩みが曲者なのは、出ないから始まり、離れてくれないに終わる……つまり、ステージによって悩みが変わるということ。
ステージ別にわけて、授乳の悩みに答えたいと思います。

出産直後の悩みは、出ないから始まるトラブル

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①母乳が出ない
これは、本当に辛い悩みです。
何と言っても、母乳が赤ちゃんの生命線であるということと、「努力とか、そういう問題ではどうにもならない」という点でしょうか。
筆者も出ない人で、かなり悩んで近くの母乳相談室に駆け込みました。
何度かマッサージしてもらったのですが、その日はよくても、すぐに出なくなってしまう(ような気がしているだけなのか、本当に出てないのか判断がつかないのも辛いところ)。
これはとにかく、近くの相談室に行きましょう。かなり気が楽になります。
それから、「案外出ているのに、本当に飲めているのか心配」という人は、「どれだけの飲めたか測れる体重計」があるところに行って、安心感を得てくるのも手。

②切れる!!
これは、本当に痛いです。
要は傷口を吸われ続けるわけなので、痛いに決まっています。
これは、色々なことが言われていますが、一番効果があったのは、「自分の母乳を乳首に塗る」と言うもの。
次いで、「口に入れても平気な馬油を塗る」でした。
母乳には傷口の治りを早める物質が含まれているということで、塗って、ラップなどで覆っておいた、というママさんもいました。

どうにかやっておりますが……3か月くらいからの、疲れピーク期

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さて、里帰り出産した人も自分の家に戻り、手伝ってくれる人が何となくいなくなって疲れがピークになり始める三か月ごろ。
このあたりのお悩みは、夜間の授乳や混合でいいのか、とか、多少落ち着いた悩みになってきます。

③授乳回数や、夜間の授乳について
これも、多く悩みが寄せられます。
多いのは、どれだけ時間をあけるのかという悩み。
あまり出が悪いママの場合だと、「夜起こしていっぱい飲ませて」とか、「とにかく頻繁に」とか言われます。
この辺りまでは、吸わせれば吸わせるほど、量が伸びていく時期です。
ちょっと頑張って飲ませてみましょう。

④混合を止めていい? 体重との関係
体重が増えないからとミルクを足していたママも、出が良くなれば「卒ミルク」をしたりしますね。
うちの長男は途中「卒ミルク」したのですが、これはなかなか勇気が必要。
これは、先輩お母さんに励まされながら頑張りました!
とにかく「自分の母乳だけでいいのか?」という自信が持てないので、体重計とにらめっこ。
幸い私は母乳が出始め、長男がミルクを飲まなくなったこともあり、完全母乳になりましたが、助産院の母乳相談や、サロンに通って「大丈夫なんだ」と確信を持てるようになるまで話を聞きまくりました。

⑤食べるもの……
この食べ物が駄目、あれが駄目と色々言われますが、話を聞いているととにかく個人差が大きいというのが実際の感想。チョコレートひとかけでも詰まる人もいれば、好きに食べていても詰まらない人もいる。
とにかく、自分の体と相談してみましょう。
それから、色々な人を見ていると、「脂っこい物」よりも「甘い物」「冷たい物」がだめ、というパターンもあります。
赤ちゃんの状態でお母さんが何を食べているか分かる助産師さんもいるほど。
近くの相談室に相談してみましょう。

半年~じわじわくる時期

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⑥だるい、体の疲れ
疲れがずっとたまっている状態が続くので、夜に授乳がどんどん辛くなる人もいます。
本当にどうしようもないくらい疲れて、夜間断乳という選択肢をとる人も。
これは、ママの疲れを考えて、本当にそうすすめる助産師さんもいます。
かなりママにとってはどっちをとっても辛い状況。
倒れるよりは……。という気持ちで、おすすめすることも。

⑦乳腺炎!
これは、筆者も経験済み。
いきなり高熱が出たら、おっぱいに痛みがなくても乳腺炎を疑いましょう。
高熱の後におっぱいが痛む、というパターンもありました。
それから面白い(?)のは、筆者はなぜか休みになると乳腺炎になるというパターンでした。
きっとパパがいるからと思い、気が抜けるのだと思いますが、年末年始は困りました。
また、病院に駆け込んでも薬しかもらえないということもあったので、とにかく近くに助産師さんのやってる、母乳相談を見つけておきまましょう。

⑧母乳で虫歯ができる?
こちらも、筆者宅。
上の子は出来なかったのですが、下の子は一才六か月検診の時「止めるように」と言われました。
内心「嫌です」と思い(笑)、止めませんでした。
2才頃おっぱいを止め、その後検診に行ったら虫歯は止まっているとのことでした。
それから、長女も同じ期間授乳していましたが、虫歯は出来ませんでした。
ここから考えられることは、「本人の歯質によるところが大きい」ということと、「下の子はどうしても上の子に合わせておやつなどを早めにあげていた」ということ。
おっぱいを止めるのが第一選択でなく、食生活を見直してみましょう。

⑨添い乳は?
こちらも、していいのかどうかよくきかれるところ。
筆者としてはおすすめなのですが、おっぱいから離れにくく、卒乳で苦戦するママをたくさん見てきたのも事実。
体は楽ですが、時間的に授乳が長くなってしまうことは頭に入れておきましょう。

ついに来た、お疲れ様でした、卒乳

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⑩お疲れ様でした、卒乳
色々なお悩みの最後は、最後にして最大の悩み、卒乳。
これは前もって計画していた方が、格段に成功率が上がります。
それから、パパがいるゴールデンウィークなどに計画するのもおすすめです。

時期ですが、一歳後半~二歳前後が一番苦戦しているような気がします。
分かるけど、まだ言葉は不十分、魔の二歳とかぶってしまうと、止めるには止めれたけど、その後が大変という話も。

それから、カレンダーに丸を付けておき、事前に知らせておく、おっぱいに顔を描くなども効果があるようです。
「ママがやめたいと思った時が、やめる時期」と筆者は思います。
おっぱいの悩みで多かったことから駆け足で書いてみました。
詳しいトピックはまた順々に新しい記事であげていきたいと思います。
卒乳まで、頑張れー!
この記事を書いた人
綾希子

2児の母です。実家のそばで第一子出産後、夫婦の危機に。今度はパパとトラブルにならないようにと、実家に頼らず助産院で第二子出産後、頑張りすぎてマタニティーブルーに。その経験から、助産院の子育て…