www.photo-ac.com

夜泣きに添い乳は不要?添い乳のメリットとデメリット

赤ちゃんのねんねはママの子育てライフを左右する重要なファクターです。
寝ない……こんなにつらい響きはありません。
寝ない→添い乳をしてママもウトウト。
それって、いいの?悪いの?
赤ちゃんのねんねと添い乳の意外な関係です。

赤ちゃんのねんねの時間は、こんなにも変化する

www.photo-ac.com
その子それぞれの睡眠のリズムはあるけれど、赤ちゃんは大体、生後0ヶ月だと約16時間~20時間眠ります。一日のほとんどを眠っているような感じですね。
それが1ヶ月、2ヶ月過ぎるうちに少しずつ短くなっていき、4ヶ月で約12時間程になります。
この変化がくせ者なんです。

もちろん、成長なのですが、子育てサロンでも、一週間前までは「よく寝るんですよー♪」って言ってたママが、次会ったときは「……スッゴい寝不足です……」って言っているのをよく聞きます。
そんな時、私は答えます。「ほんと、うちもそうでしたぁ!」

そして、そのお悩み期間は4~5ヶ月のママに一番多いみたい。(本当にうちもそうでした泣)
赤ちゃんに何が起きていて、そしてママはどうするべきでしょうか?
そして、添い乳の関係とは?
せまってみたいと思います。

赤ちゃんの夜泣きに添い乳は不要?

www.photo-ac.com
夜泣き専門士なるとっても心強い肩書きの、清水悦子先生というすごい先生がいらっしゃいます。
「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」という本も出しておられます、
先生は、「夜、赤ちゃんが泣いても、それは覚醒している訳ではない」という意味合いの事をおっしゃっています。
今回は本の内容に深く触れるわけではないので、詳細は省きますが、赤ちゃんの眠りは浅く、もし赤ちゃんが泣いても、おっぱいやおしっこやだっこを求めてのことではない、というのがこの話のポイントです。
なので、背中をとんとんして、2~3分静かになるのを待つこと、とのことです。
……これ、大変なんだけど、成功したお母さんは本当に楽になってるんです。
何人も見てきました。
と、いうことは、添い乳は……赤ちゃんの眠りにとっては、あまり良くないことなのでは?
筆者は子供ふたりがおっぱい星人だったため、本当に眠りでは苦労してきました。
でも、正直、どっちの立場もとれません。悩むところです。
その添い乳。
私の体感と、サロンのママたちを見てきて感じたメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。



添い乳のメリット

www.photo-ac.com
1、眠りが深いママにとっては手軽!
3人目、4人目のママともなると、すごいです。動けるようになった赤ちゃんが、「セルフでおっぱいを飲んでいく」そうです(爆笑)
そういうママには安眠もなにもありません。
起きないママにとっては、おっぱいは手軽な安眠グッズ☆

2、夜も授乳することで、おっぱいがよく出る
これは特に初期に言えることですが、回数を多く吸ってもらえば、出るようになります。
助産院でも基本的に、かなり参っているママ、乳腺炎を何度もこじらせて断乳したほうがいいママ以外には、「夜も飲ませてくださいね」と指導しているようです。

3、絆感
これはだっこもおっぱいも同じです。
泣かれたとき、対応してあげられるという感覚って大変だけど、嬉しいものです。
将来的にも優しくなる、と言われています。

添い乳のデメリット

www.photo-ac.com
1、眠りが浅いママに影響されて、赤ちゃんの眠りも浅くなる。
これは、筆者も強く感じたところです。
あなたがもし、メリットのところに書いた「セルフよー♪」何て言えるママじゃなくてその度に起きていたら……赤ちゃんも、本当に起きやすくなります。
遺伝的なものもあるのかもしれませんが、眠りが浅いママの横で寝てる赤ちゃんの眠りは、やっぱり浅いようです。
逆に全然起きないパパが寝かせたら、起きないなんてことありませんか?

2、はっきり言います。長期戦です。
筆者は6年間、朝までぐっすり寝ていません(泣)。
もちろん断乳すれば、寝るようになる……かと思いきや!!
すりすりしたい……とか、さわりたい……とか言われて、断乳しているはずなのに、リズムはほぼおっぱいの時のまま……癖になってしまったようなんです。
これ、夜間にずっとおっぱいをあげていたママから本当によく聞きます。
もちろんママに体力があり、おっぱいをあげられればそれでいいのですが、もし大変なら、「安眠法」を試してみるのもいいかもしれません。
夜泣きは子育ての悩み1位だそうです。
よくわかります。
一時期のこととはいえ、悩みは深い。
うまく付き合って、いい子育てライフを送りたいですね。
この記事を書いた人
綾希子

2児の母です。実家のそばで第一子出産後、夫婦の危機に。今度はパパとトラブルにならないようにと、実家に頼らず助産院で第二子出産後、頑張りすぎてマタニティーブルーに。その経験から、助産院の子育て…