2~3歳の子供の遊びは、基本一人遊びです。
自分のやりたいことを一人で遊ぶ。
一人遊びができるようになると、子供は少しずつ周りの子供に興味を持ち始めるようになるそうです。
隣の子供が車で遊んでいれば、一緒になって車で遊んだりします。
はたから見ればこの様子は二人で遊んでいるように見えますが、実際は、これはただ同じ物で遊んでいるだけであって一人遊びには変わりなく、同時並行で違う遊びをしているという段階になるそうです。
この段階を専門用語では『平行遊び』というそうですが、年少になって月齢が上がってくると、この平行遊びから次は『連合遊び』という段階に進むそうです。
この『連合遊び』。
お友だちの存在を認め、一緒に遊ぶことに興味を持ち始め、真似をして、「遊ぼ」とか「入れて」とか声掛けをして遊ぶことだそうです。
ここで問題になってくるのが『仲間外れ』。
年少の時期の「入れて」「嫌よ」「ダメよ」は、連合遊びのひとつであり、みんなが通る流行りの時期だそうです。
とくに年少時は、上に兄弟がいるかどうかで遊び方からおしゃべりの内容まで違ってきっます。
やはり第2子以降の子は、兄弟間で人との付き合い方をある程度身につけているので、いい意味で免疫がついています。
その点、娘のように長子や一人っ子、女の子は仲間外れのターゲットになりやすいようです。
4歳児は「いじめ」ではなく、「いじわる」であり、やっている側は、いじめているとは思っていないのが現実です。
兄弟の真似をしてちょっと意地悪してみたり、気分で仲間外れにしてみたり。
やられる側は涙が出るほど苦しいですが、そういう時期だと思って目くじらを立てない方がいいそうです。