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乳幼児のスキンケアと日焼け止めの嫌がる顔の落とし方

本格的な夏が始まりましたね。我が家の娘もそうですが、毎日汗だくになって保育園から帰ってきます。この時期やはり親として気になるのが乳幼児の皮膚トラブルですね。小まめに着替えさせているのに、娘もとうとうあせもができてしまいました。そこで今回は、乳幼児のスキンケア方法や、日焼け止めの嫌がる顔部分の落とし方についてご紹介したいと思います。

乳幼児に多い皮膚トラブル

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大人と比べ角質水分量が少なく、外からのバリア機能が未熟なのに、その一方で、新陳代謝が活発で汗をかきやすい乳幼児。
そんな乳幼児に、この時期特に多い皮膚トラブルは、代表的なもので4つあります。

【1】あせも
汗をかきすぎると、汗腺のつまりを起こし、赤い小さな発疹ができる。
服の着せすぎや暖房の効かせすぎで、最近では冬のあせもも増えている。

【2】おむつかぶれ
おしっこやうんちが、長く肌に触れることで起きる。
おむつとの摩擦が炎症の原因になることも。

【3】アトピー性皮膚炎
皮膚のバリアが弱いため、刺激を起こす物質が体内に入り込んで反応し、皮膚が炎症する。
慢性的なかゆみや強い湿疹が特徴的。

【4】乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)
生後2週間から1才ごろまでにできる湿疹。
食べこぼしやよだれ、汗などがつくことで、口まわり、あご、おでこ、頬を中心に赤いぶつぶができる。

3つのスキンケアで皮膚を守る!

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皮膚トラブルを防ぐには、3つのスキンケアが大切になってきます。

【1】洗浄
赤ちゃんであっても、大人と同じように石鹸を使って洗います。
乳幼児専用の弱酸性低刺激のものを使い、素手で洗うといいです。
我が家の娘は4歳になりますが、大人と同じ物はひりひりすると言って痛がるし、ゆっくり洗っていると嫌がるので、いまだにタオルは使わず、素手でさっと洗ってしまいます。
皮膚に石鹸が残っていると、さらに皮膚トラブルを招く可能性もあるので、すすぎは洗浄以上に丁寧にしてあげてください。

【2】保湿
保湿クリームを塗ると、夏場などは余計に湿疹につながってしまうと思われがちですが、あせもは適切な保湿が足りず起きる症状です。
四季を問わず、石鹸で洗った後は皮膚が乾燥しているので、必ず保湿クリームを塗ってあげてください。

【3】紫外線対策
私たちが子供の頃は日焼け止めなんて塗らなかったので、夏場は特に、真っ黒に焼けた子供が多かったですよね。
だから、嫌がる子供にあえて塗らなくても、と考える人もいると思いますが、紫外線は昔に比べ確実に強くなっています。
皮膚がんの原因が、長年にわたる日焼けに起因することもわかってきました。
紫外線対策は、大人だけでなく、できる限り子供にもしてあげたいです。

紫外線を防ぐためには

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紫外線は6~7月が一年で最も強くなります。
時間帯としては、午前10時~午後2時の4時間のあいだに、一日の半分以上の紫外線が降り注いでいるそうです。
紫外線の強い時期、時間帯を避けて外出するだけでも、紫外線対策につながります。

日焼け止めは、ベビーまたは子供用の物を使い、2~3時間ごとに塗り直してください。
意外と忘れがちなのが、首の後ろや足の甲など。
日焼けしやすい額や鼻筋、頬骨なども含め、ていねいに塗ってあげてください。

日焼け止めの嫌がる顔の落とし方

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日焼け止めを塗るのは難なくこなせても、石鹸で落とすのに手こずって、結局塗らない選択をする人もいるのではないでしょうか。
我が家の娘も体を洗うのは問題ないのですが、顔はいまだに手こずります。
水洗いだけでは落ち切らず、残った日焼け止めが余計な皮膚トラブルを招いては困るので、毎回泣かれますが、石鹸でえいっと洗っています。

子供が嫌がらない顔の洗い方を調べましたので、参考にしてください。
① 泡立てた石鹸を顔の所々に置く
② しぼったガーゼでなでながら優しくぬぐう
③ ガーゼを綺麗に洗う
④ ②③を3~5回繰り返す

それでも日焼け止めの洗い残りが気になるようであれば、赤ちゃん用の『クレンジングシート』がピジョンから出ています。
大人の化粧落としのようなコットン用シートなので、目に染みる心配も少なく、しっかり落とし切れるそうです。
赤ちゃん本舗や西松屋などに売られているので、気になる方は購入してみてください。
乳幼児は皮膚トラブルを起こすと、なかなか治らず、癖になって何度も繰り返してしまいます。ケアする親も大変ですが、本人が一番つらいです。皮膚トラブルになる前に、正しいスキンケアで防いであげたいですね。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!