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夏は便秘の季節?!固~いウンチにが子どもが泣く前に。

夏本番!とても暑い日が続いていますね。
夏は子どもが喜ぶ行事が満載の季節ではありますが、楽しい事ばかりではありません。
この時期は子どもが便秘になりやすい要注意のシーズンなんです!
何故この時期は便秘になりやすいのか理由と対策をしっかり見て行きましょう。

夏に起こる便秘の原因はこれだった。

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20年位前はもう少し涼しかったような気もするのですが、最近夏といえばとにかく“日々猛暑”。
強い紫外線に朝から息苦しい気温で体力はどうしても消耗してしまいますよね。
その他にも色々と大変な事はあるのですが、“汗”もこのシーズンは厄介な問題だと思います。
特に動いてもいないのに暑さで汗がじんわり、体を動かそうものなら滝のようにどんどん出てしまう厄介な汗。
この汗が大量に出れば、当然体は水分不足に陥ってしまいます。
体調不良や熱中症といった重い症状の他にも、
実はこの大量の汗をかくことによる水分不足が便秘を引き起こす原因となっているんです。

子どもは汗っかき

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少し走っただけで汗だく、本気で遊べば汗が滴り、動かなくても汗をかく。
子どもは体温も高く代謝も活発な為、簡単に大量の汗をかいてしまいますよね。
どんどんどんどん汗をかき、どんどんどんどん体内の水分を放出する…子どもは大人以上に脱水症状になりやすくなっています。
だからといって「はい、お水飲んで」と暑くなる前と同じような感覚で水分を与えていると、子どもが固~いウンチで泣いてしまったり、ウンチが出ないという事態になってしまうかも。
スムーズな排便には適量の水分が必要不可欠です。
年齢が幼ければ幼い程、子どもが自ら水分補給をして足りないものを補うというのは難しい事。
子どもに代わって私達がしっかりと子どもへ水分を与えて潤してあげましょう!

乳児・幼児が必要とする一日に水分量とは?

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乳児と幼児がとらなければならない一日の水分量は知っていますか?

乳児・幼児が一日に必要になる水分量は、
乳児(一歳未満)は体重1キロごとに150ml
幼児(一歳以降)は体重1キロごとに100ml
<例>8ヶ月8キロの子には8×150で1200ml
<例>1歳10キロの子には10×100で1000ml
となっています。
これプラス汗をかいてしまった時などは多めに与えるとのこと。

この量、多いと思いますか?それとも少ないと思いますか?
筆者は正直「そんなに飲むの?」と率直に思いました。
しかし、改めて私が普段自分の息子に与えている量と、排便の際苦しんでいる姿を照らし合わせた時「足りなかったんだ」と改めて納得させられました。
意識して与えるようになってからは苦しむ姿がなくなり、スムーズに排便しています(羨ましい…)

もし水分量についてあまり考えたことがないという方がいらっしゃいましたら、ご飯の時はどの位の水分が含まれているか、遊んだ後の水分はどの位とれているかをこの機会にチェックしてみてくださいね。

飲ませるものと、飲ませ方。

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例えば一日の摂取量が1500ml必要な子どもに、一度に1500ml与えてしまったとしたらそれは水分補給になるでしょうか?
…ならないですよね…。私達大人も何かを一気飲みすればただトイレに行きたくなるだけで補給の効果はありません。
喉が渇いている時も勿論なのですが、水分の与え方は小まめが基本。
回数を分けてあげるようにしましょう!

【何を飲んで貰う?】
基本的には他の季節と変わらず、お水やお茶が基本です。
しかし夏場という事もあるので、イオン水もおススメです。
ジュースは甘く喉を通りやすいのですが飲み過ぎや虫歯の原因、余計に喉が渇くという点から、あげる場合は量を調節してください。

目指せ快便マスター!(笑)
暑いという言葉では片付けられない程の昨今の気温。筆者が子どもの頃は30度を越すなどありえませんでした(北日本出身)
今の子ども達は気温が高く、道路の照り返しもあって辛いだろうな…と思っています。
水分不足や熱中症になってしまわないよう子どもをしっかり守ってあげたいたいですね。
この記事を書いた人
ぽんこ

3歳の男の子を育てています。幼児と一緒に右往左往の毎日です。