まず鼻水が出ている時、ティッシュを使うのはNG。
赤ちゃんの肌はとっても敏感なので小さな鼻を強く摘まんで大人の要領でぐいっ鼻水をとるのは絶対いけません。
ですから、鼻水を拭いてあげる時は、湿らしたガーゼや柔らかいおしり拭きを使って優しく拭ってあげる程度に止めます。
拭ってあげた後は保湿クリームなどを塗って、小さなお鼻のケアも忘れずに!
鼻水が固かったり、ねばねばしていて奥から出て来ない時は加湿が有効です。
お部屋を加湿したり、入浴の蒸気で鼻の奥が温まると鼻づまりが和らぎ、固まっていた鼻水が出て取りやすくなります。
同じように温かく濡らしたタオルで赤ちゃんの鼻の付け根を温めてあげるのも効果的です。
お家に加湿器がない時は濡れたバスタオルなんかを干してもOK。
またこんな方法もおススメです。
1.鼻吸い器
市販の鼻吸い器は耳鼻科考案のものもあり、効率良くたくさんの鼻水を吸う事が出来ます。
お母さんの口で直接赤ちゃんの鼻を塞いで吸う方法が上手く出来ない方にもおススメ。
使う時はリラックスした状態で使うと赤ちゃんも安心して身を任せられますが、嫌がった場合は無理強いをしないように。
2、母乳点鼻
抗炎症と免疫が含まれる母乳を赤ちゃんの鼻に1、2滴スポイトでさすと鼻詰まりに効果が。
母乳は浸透圧が適正だから水と違って鼻に入れても痛くありません。
この後鼻吸い器や綿棒で取ってあげるととても症状が和らぎます。
※使うのは絞りたての母乳のみです。
3、こよりを作成
ティッシュでこよりを作成して赤ちゃんの鼻をちょちょいとくすぐり、くしゃみをさせる方法。
鼻の奥に詰まっていた塊が飛び出て来る事も。古典的ですが、筆者の子供には効果的でした。
鼻水や鼻づまりを起こしている時の赤ちゃんはそれらが逆流し苦しい事から横抱きや仰向けになるのを嫌います。
抱っこする時や授乳をする時は立て抱きの方が赤ちゃんには嬉しいようです。
同じ理由で赤ちゃんを寝かせる時は上半身を少し高くしてあげると呼吸が楽になります。
眠る時はお布団の下に畳んだタオルケットなどを敷いて傾斜を付けて寝かせてみて下さい。