日本産科婦人科学会によれば、「妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常」とのことです。
いわゆる生活習慣病としての「糖尿病」というものとは違って、妊婦特有の、インスリン拮抗ホルモンが出てインスリンが効きにくくなることを指しているようですね。
インスリンが効きにくい体になると血糖値が上がりやすくなるので、血糖値測定やブドウ糖負荷試験をして妊娠糖尿病かどうか調べるそうです。
妊娠糖尿病は妊婦の実に7〜9%も発症する病気とも言われており、身近なママ友でも妊娠糖尿病にかかったことのある方もいるのではないでしょうか。
でも一体妊娠糖尿病の原因はなんなのでしょうか?
mamaikuの調査で15人のママに聞いてみた結果、1人は家系的に糖尿病の遺伝が見受けられるママがいましたが、それ以外の14人には糖尿病と直接的な原因は見受けられませんでした。
また明らかに年末年始で暴食したり、甘いお菓子やジュースを飲んだり食べたりしたというママもいましたが、15人中10人が思い当たる節がなく発症したということで、健康的なママでもかかることのある病気と考えることができますね。
妊婦になっても今までと同じような食生活をしていると、思わぬ形で診断されることが多いようです。
<くわもんさん>
妊娠してから19週目くらいの血液検査で、軽い糖尿病と診断されました。
私は痩せ気味の体型でしたし、今までの健康診断でも引っかかったことのないくらい健康体だったので、うそでしょ?なぜ私が?と、とてもショックを受けました。
<yrk-ysk0405さん>
私は妊娠後期にさしかかる手前で妊娠糖尿病になりました。
まさか自分がなるなんて思ってもみないことで、ただただびっくりでした。
両親も糖尿病ではなかったのでショックでした。
そして、先生とお話していくうちに自分自身の食生活の乱れが原因だったと判明しました。
もちろん予防することに越したことはありませんが、誰でもかかることがあると考えれば、いざなってから慌てることはないかもしれません。
では世間のママはどのようにして妊娠糖尿病を克服したのでしょうか。