助産院出産を決める人は、そのリスクを請け負ってでも、病院より助産院の方が……と言います。
どこにそんな魅力があるのでしょうか?
その一部を紹介してみたいと思います。
1、家族にとっても優しい
病院で個室をとると、かなりの金額が上乗せされてしまいますよね。助産院はそんなことはありません。
はじめから個室で、その上家族の宿泊が可能です。上の子がまだ小さくて離れたくない……旦那さんに手伝ってもらいたい、などの希望もきちんと聞いてもらえます。しかも、上の子のフォローをしてもらえる施設もあり、臨時で保育園や関連施設に送り迎えをしてくれるところまであります。家族思いのお母さんには、とてもありがたいですよね。
2、馴染みの人が取り上げてくれる、という安心感
大きな病院にいくと、検診の度に先生が違ったり、中には研修医の先生がいたりと、中々一人の先生に相談するということが出来にくいものです。
その上大学病院は、教育のための施設でもあるため、出産時に数人の見たこともない若い研修の先生が同席することも……。もちろん、医療の発展のために必要なことなのですが、頭では分かっていても、あまり愉快ではないというのが、みなさん本音のようです。
その点助産院なら、馴染みの助産師さんや、経験豊富な医院長先生に取り上げてもらえることがほとんどで、とても安心できます。分娩中に放っておかれることもなく、あの強烈な痛みの中、経験豊富な、顔馴染みのおばちゃん、おばあちゃん先生に背中をさすってもらえる安心感。想像してもらえるでしょうか?
3、アフターフォローだけでもOK
助産院はアフターフォローが充実しています。
母乳がでない、炎症を起こしたなどのトラブルを診てくれる母乳外来、産後、くたびれきってしまったお母さんを入院させ、ケアする産褥入院、各種の母親教室など、助産院で出産していなくても利用できるサービスがたくさんあります。