食材が傷むのは皆さんご存知の通り雑菌の繁殖によるものです。
菌が最も増殖する温度はまさに夏場の気温 30~40℃なのです。
では逆に菌が増えにくい温度はというと65℃以上か10℃以下。
65℃以上の熱さにお弁当箱を保つのは難しいので、お弁当を冷ます事で中の雑菌の増殖を抑えます。
最初にお弁当箱の洗浄消毒乾燥はしっかりしてください。食材を素手で触る事も避けた方が良いです。詰める前にお酢を含ませたキッチンペーパーで軽くお弁当箱をひと拭きすると良いでしょう。そして蓋を閉める前にしっかりと冷ましてから閉めてください。
お弁当箱はステンレス製がおすすめです。保冷また保温と両方の効果があり夏場はしっかり冷ましてから蓋をすると外の暑さから中身を守ってくれます。
次におかずカップはシリコン製だとおかず同士がつかないよう分けられ、またカップごと冷凍もできるのでおかずごと凍らせてお弁当箱に入れれば保冷剤代わりにもなります。またレンジやオーブンでの使用も可能です。洗ってまた使えるので経済的でエコな点も良いですね。
蓋を閉める前に抗菌シートを。
ごはんやおかずの上に乗せるだけで、わさびやからしの成分が菌が増殖するのを防いでくれます。
最後に小さな保冷剤をひとつ。
保冷剤付きのお弁当箱もありますが、生鮮食品店やケーキ屋等でもらえる小さな保冷剤をとっておくと良いでしょう。
そして出来れば遮熱保冷バッグに入れると更に温度上昇を抑えられます。