いとことは、自分からみておじ・おばの子供（親の甥・姪）。血縁的には４親等の親族に当たる。
簡単にいうと、自分の父、母のきょうだいの子供、ということになりますね。
つまり、いとこという存在は、じじばばからすると全部「孫」に当たるわけで、夏休みや冬休み、本家に集合……じじばばにとっては全員「孫」、本人たちからは「いとこ同士」ということになるわけですね。
こんがらがってきましたが、分かるでしょうか？
血縁的には4親等となり、これは、近いのかな？ 3親等のおじ、おばより身近な存在でありながら（年齢的なものもあるけど）親等としては遠いのですね。

本人たちがいとこ同士で遊ぶということは、ママ達は何らかの形の「きょうだい」ということになります。（義理のきょうだいも含む）
ここが、ものすごくポイント。
色々な形のきょうだいがあり得るけど、きょうだいが姉、妹だったりして、子供の年齢が近かったりなんかすると、お互い頼れる！
子供同士も楽しく遊べて、みんなハッピー！
友達同士でもいいんだけど、身内じゃなきゃ言えない愚痴とか、頼めないことって結構ありますよね。
それが相談できて、子供もその間に楽しく遊んでいる。こんなにいいことはありません。

うちの長女のエピソードですが、私の姉の子を本当のお姉ちゃんだと思っていたということがありました。
幼稚園に向かうバスの中で、「私ね、離れて暮らすおねえちゃんがいるの！」と自慢しまくっていたそうです。
なんかちょっとわけありの家っぽい……。「本当ですか？」と聞かれ、「本当です☆」と答えておきました。（ちゃんとあとで白状しました）
特に長女は上がいないので、嬉しかったのですね。いとこってそれぐらい身近な存在なんだなぁと、本当にありがたく感じた瞬間でした。

遠くの親戚より近くの他人、と言いますが、もちろん一理あると思います。
私も散々お友だちにお世話になっているし、大好きです。
でも、血縁にしかないなんとも言えない、子供時代のどうしようもないものを共有している感じ、言葉ではない一体感、いてくれるだけで一人ではないと感じられるありがたみ……。
血って、ありがたいです。
お姉さん、妹よ、ありがとう。

身内が仲がいい。それは子供に必ずいい影響がある。
筆者はそう思います。

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