気軽に誰でも始められるのは、NHK教育テレビの英語教育番組。
幼児向け番組「英語であそぼ」や小学生向け番組「プレキソ」は、カラフルな映像やお話で子供の興味をひき、簡単なフレーズの英語を反復し、ジェスチャーや映像でわかりやすいよう工夫されたとても良い教材です。
子供たちが好きなディズニーのDVDなども、音声を英語に切り替えて流すのも良いでしょう。
6歳頃までは、音声を英語にしても、特に抵抗なく見てくれる子供が多いです。小学生にもなると、英語の音声に切り替えると「日本語で聞きたい！」という子も多くなるので、英語音声でも抵抗なく見てくれる幼児のうちがねらい目です。
英語の絵本も英語子育てに欠かせない教材の一つです。
短く、簡単な英語の絵本を繰り返し読み聞かせることで、次第に絵と単語の意味が一致するようになり、短いフレーズであればすぐに覚えてしまいます。
ゲームや歌などで、英語を楽しみながら身に着けることもできます。
英語を交えた絵合わせカードゲーム（神経衰弱ゲーム）はいかがでしょう？カードをめくる時にその絵の単語を英語で言います。
ゲーム中、何度も同じ絵をめくるので、自然と英単語を覚えていくことができます。英単語を覚えるお勧めの方法です。

お金はかかりますが、子供のため！と思って英語教室に通わせることも手です。
ただ、巷には数多くの英語教室があり、どこもいいお値段がしますが、受講料が高い＝良い教室　とは限りません。
この目で確かめるべく、まずはぜひ体験教室に参加し、授業内容や雰囲気を確認してください。
この教室に通わせると、どのくらい英語が喋れるようになるんだろう？？？　と思ったら、体験教室で1～2年くらいその教室に通い続けている生徒の喋りを注意して聞いてみてください。1～2年通わせた結果の習得度がわかります。

《　0～6歳　》
耳の感覚が鋭く、英語の発音やリズムを素直に受け入れ自分の物にしていく最適な時期です。
生活の中でどんどんインプットしていきましょう。
英語の歌やお話のCDなどのかけ流しなどがお勧めです。5、6歳でフォニックスを始めるのも良いです。

《　7歳～8歳　》
失敗を恐れず、聞こえた通りの音を真似して、そのまま声に出してみるなど意欲的な時期です。
歌やゲームなどの、本人が進んで楽しめるやり方で英語のリズムやイントネーションに触れさせてあげましょう。
英語の楽しさを体感し、自然と語彙も増えていくでしょう。

英語の音と、日本語の音の違いに気づくようになる時期です。
英文の構成にも気が回るようになります。
書店に行くと、良い教材がたくさん並んでいますので、お子さんの英語レベルに合わせた教材を選んで与えてみてください。
カラフルな、楽しい絵のもので、簡単なフレーズの反復練習ができるものがお勧めです。
子供が英文を勉強するようになると、親はついつい文法を解説したくなります。「主語、動詞、目的語」の順になっているのよ・・・などと解説するのは控えましょう。
子供は繰り返し英文に触れることで自然に順序を身に着けて行きます。