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気を付けよう! 冬の感染症

気温も湿度も低い冬は、感染症の病気が流行る時期です。
インフルエンザ、肺炎、RSウイルス、アデノウイルス、溶連菌、水ぼうそう、おたふく風邪・・・。
その症状をあらかじめ知っておくことで、お子さんの体調の変化を見逃さないようにしましょう。

抗生物質で治療できる感染症

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【溶連菌感染症】
A群溶血性連鎖球菌という細菌が原因となる病気の総称。飛沫感染する。
高熱・のどの腫れ・嘔吐・頭痛・発疹などの症状が出る。
抗生物質を服用して治療する。
保育園・幼稚園や学校の出席停止の目安は、抗生剤治療開始後24時間を経て、全身の状態が良ければOK。

【肺炎】
ウイルスや細菌が肺に入り込み、炎症を起こした状態。
インフルエンザや風邪をこじらせてかかることが多い。
高熱が続き、たんが絡んだ咳をする。状態によっては、入院が必要な場合もある。

★注意★ 抗生物質の服用は、医者から処方された分を必ず飲み切るようにしましょう。
症状がおさまったからと言って、勝手に服用をやめてしまうと、再び症状が現れることがあります。
抗生物質は、攻撃対象のウイルスや細菌の数を減らしてくれる有効な薬です。
もし、途中で服用をやめてしまうと、一旦は数の減っていたウイルスや細菌が再び増殖してしまう可能性があります。
症状がおさまった=完治した! ではないのです。
勝手な判断は禁物です。 処方された分は全て飲み切りましょう。

抗生物質などの有効な抗ウイルス薬のない感染症

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【RSウイルス】
RSウイルスの感染によって起こる、非常に感染力の強い感染症。
気管支炎や肺炎を起こす。
このウイルスに対する特効薬はないため、治療としては、せき止めなど症状を緩和する薬を処方してもらう対処療法しかない。
そのため、こじらせてしまう前に、早めに医療機関を受診することが必要。

【ウイルス性胃腸炎】
ウイルス性の感染によるもの。
ノロウイルスとロタウイルスが代表的です。主に、経口・飛沫感染します。
嘔吐・下痢・発熱をともないます。脱水症状には十分気を付けて下さい。

インフルエンザ

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インフルエンザウイルスの感染によって発症します。
ウイルスにはいくつかの型があります。インフルエンザシーズンが到来する前に行う予防接種は、その年に流行るであろうウイルスの型を予測して作られたワクチンです。
万が一型の予想が外れる・・・ってなこともあり得ます。
予防接種は、受けておくと、もし感染したとしても軽い症状で済みますが、軽い症状であっても、きちんと医療機関を受診し、周りの人にうつさないよう努めましょう。

【風邪かな!? と思ったらすぐ受診】
インフルエンザが周りで流行っている時期に風邪のような症状を発症したら、まずは受診して確認を!!
風邪と区別しにくいですが、インフルエンザは高熱が出るのが特徴です。
検査で簡単にインフルエンザかどうかわかるので、受診して確認しましょう。

【脱水症状に注意】
高熱が出たり、下痢をすると、脱水症状に陥りやすくなります。経口補水液などを利用して、水分補給には十分注意しましょう。

【登園・登校停止期間】
インフルエンザは、発症してから5日間を経過し、平熱に戻ってから3日間を経過するまでは登園・登校停止です。
この病気は集団感染しやすいので、人にうつさないよう、この期間はしっかり守って外出を控えましょう。

家庭でできるインフルエンザ予防

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【うがい手洗い】
外から帰ってきたら、まずうがい手洗いは必須です。
石鹸はしっかり泡立てて下さい。
泡立ってないけど、石鹸で手がヌルヌルしてるからちゃんと洗えてるよ!なんて思っていませんか?
石鹸は泡立った状態でないと、殺菌力を発揮できません。
ヌルヌルではだめです。しっかり泡立てましょう。

【室内の温度・湿度チェック】
部屋の最適温度・・・19~20℃
部屋の最適湿度・・・60%
ウイルスが元気よく活動する環境は低温で低湿です。
2時間に1度くらいは定期的に窓を開けて換気することも有効です。
マスクの着用も心がけましょう。
マスクをして、体内にウイルスを入れないことは予防の上で大切なことですが、病気を発症した本人がマスクをすることが最も必要です。
ウイルスをまき散らすことのないよう、マスクをつけるようにしましょう。
この記事を書いた人
nanaosan

男の子3人(8歳、5歳、3歳)の母です。わんぱくな3人に日々鍛え上げられ、たくましい母に成長中!