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【乳児歯科健診】むし歯の赤ちゃんは全国で何人??

1歳6ヶ月と3歳のときに、乳幼児健康診査のひとつとして歯科健診を受けますね。
自分の子どもはむし歯じゃなかったけれど、同じ歳でむし歯の子っていったい何人いるんだろう。
ちょっと気になったことありませんか?
歯科健診結果は、各市区町村から都道府県を経て、厚生労働省で毎年すべての受診者分をまとめているそうです。
その結果が公表されていましたので、ここで発表したいと思います!

1歳6ヶ月児歯科健診の結果

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最新の平成25年度歯科健診結果が出ていましたので、それをご紹介します。

【全国107万人中、受診者100万人】

むし歯罹患(りかん)人数 19,114人(1.91%)
一人平均むし歯数 0.05本
咬合(こうごう)異常 72,803人(7.27%)

100人に2人はむし歯になってしまったという結果が出ています。
1歳6ヶ月は、歯の本数が増え、食べることに興味を持ち始める時期でもあります。
まだ卒乳をしておらず、添い乳で寝させたりというママも少なくないかもしれません。
生えたての歯はとても柔らかく、むし歯になりやすいので、赤ちゃんのお口のケアを保護者が気をつけ、そろそろ歯磨きの習慣づけをスタートしてもいい時期だと思います。

※罹患とは、病気にかかることを言います。この場合、むし歯になってしまった人を指します。
※咬合異常とは、かみ合わせ異常のことです。

3歳児歯科健診の結果

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3歳児も平成25年度最新版の結果です。

【全国110万人中、受診者101万人】

むし歯罹患人数 181,540人(17.91%)
一人平均むし歯数 0.63本
咬合異常 123,888人(12.22%)

1歳6ヶ月健診から一年半で、むし歯の人数が大きく増えました。
100人に18人の割合でむし歯ができてしまったという結果になります。
3歳は、すべての乳歯がほぼ生え揃い、歯並びが完成する時期です。
歯が全部揃ったことで食べられる物が増え、むし歯のリスクが高くなってくるときでもあります。
食べ与える物や食べる時間を配慮し、保護者による仕上げ磨きも大事になってきますね。

歯科健診の目的

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歯科健診の目的は、年齢ごとの子どもの歯の特徴を把握し、子どもの歯の健康を守るためにあります。
厚生労働省の目標として、「3歳児でむし歯のない子の割合を80%以上にしよう」というものがあります。
平成25年度の結果では、目標クリアできていますね。

歯科健診は行ったことのある人はわかると思いますが、歯の中のチェックだけでなく、ブラッシング指導、フッ素塗布、食生活の指導など併せて受けることができます。
歯科健診でのいろいろな取り組みによって、10年前に比べて格段にむし歯罹患人数は減ってきています。
健診にちゃんと行って、正しい磨き方の指導を受け、子どもへのケアを怠らないことが大切になってきそうですね。

幼稚園や小学生のむし歯罹患率は?

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では、幼稚園や小学生のむし歯の割合はどのくらいなのでしょう。
こちらも平成25年度の資料になりますが、幼稚園でのむし歯罹患率は38.5%です。
幼稚園になると一気に上がってしまいますが、2001年はこの数値が61.5%でした。
いかに子どもの歯を大切にしようとパパやママが頑張っているかということになります。

年齢が上がればむし歯罹患率も増えていくので、小学生では52.5%にまでなってしまうのが現実ですが、日本の子どもの歯は年々きれいになってきています。
嫌がる子どもを無理に歯磨きさせたり、フッ素塗布に歯医者に連れて行ったり、子どもの歯のケアはとても面倒くさいのが本音ですが、確実に結果は出てきていますので、お互い頑張りましょう!
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんのむし歯人数は、筆者自身も健診に行くたびにちょっと気になっていることでした。
この結果が多いのか少ないのか、受け取り方は人それぞれですが、実際に数値で見ると、子どものむし歯ケアを頑張らねば!と思えますね。
面倒くさいのが正直なところですが、できるかぎりむし歯のない子に育ってほしいので、娘が小さいうちは筆者も努力しようと思いました。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!