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十五夜、今年は9月27日。みんなで一緒にお月見しよう!

半月ほどまえまで猛暑だと言っていたのに、なんだかすっかり涼しくなりましたね。
夏休みももうすぐ終わってしまいますが、秋には、秋のイベント十五夜が待っています。
秋は陽が昇ってから落ちるまでの時間が、一年のうちで一番短くなる季節です。
秋の夜長に家族でお月見なんか楽しまれはいかがでしょうか。
今回は、お月見にちなんでうさぎの話や、簡単なお菓子のレシピをご紹介します。

十五夜のお月見と秋の七草

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十五夜は月を眺めるのと同時に、秋の収穫をお祝いする行事でもあります。
昔は月のよく見える縁側に、お団子やおまんじゅう、里芋、さつま芋、栗や柿など、季節の果物をお供えして、みんなで月を鑑賞しました。
単なる「月見」だけでなく、月の満ち欠けで農業を行っていたことから、豊作祈願としての意味合いもあり、大切な節目でもあったようです。
現在のお月見といえば、月見だんごとすすきのイメージが強いですよね。
このすすきは、もともとは「秋の七草」のひとつとして、十五夜に飾りました。
そんなお月見。
今年は旧暦8月15日(中秋の名月)、今で言う9月27日(日)が十五夜にあたります。
秋の夜長に親子でお月様をながめてみるのもいいですね。

童謡「うさぎ」が月へ昇ったワケ

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♪うさぎ うさぎ 何見て跳ねる
童謡で有名な「うさぎ」の歌詞の冒頭です。
みなさんもよく知っていますよね。

日本では昔から、お月さんにはうさぎがいると言い伝えられています。
実際、月をながめると、うさぎが杵と臼でお餅をついているように見えますよね。
これはもともとインドから来たお話がもとになっていると言われています。
今日はお月見にちなんで、そのあらすじを簡単に紹介してみます。

むかし、猿と狐とうさぎが仲良く暮らしていました。
ある日三匹は、倒れている老人に出会いました。
なんとか老人を助けようと、猿は木に登り木の実や果物を集めました。
狐は駆け足で川から魚を獲ってきました。
うさぎは何にもできませんでした。
でも何とかして老人を助けたいとうさぎは思い、猿と狐に火をおこしてもらうと、「自分の肉を召し上がってください」と火の中に飛び込みました。
倒れていた老人は、実は帝釈天(仏法を守護とする神様)でした。
うさぎの捨て身に感心した帝釈天は、うさぎを月へと昇らせて、永遠にその姿を留めさせたというわけです。

なんだかちょっと、ほっこりしますね。
いつも月にのぞくうさぎさんが、こんなにも心優しいうさぎだったとは。
ぜひお月見をしながら、子どもさんにお話をしてあげてください。

手作りしよう!簡単お月見だんご

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【材料(4人分)】
上新粉 200g
砂糖 20g
ぬるま湯 200cc

【作り方】
1. ボウルに上新粉と砂糖を入れ、ぬるま湯を加えながら粉っぽさがなくなるまで混ぜる
2. ラップをして電子レンジで6分
3. すりこぎに水をつけ、生地をこねる
4. あら熱が取れたら、耳たぶくらいの柔らかさまでよくこねる
5. 手を水でぬらし、ひと口サイズの団子状に丸めて完成!

☆きなこをつけても美味しいですよ!

手作りしよう!簡単スイートポテト

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【材料】
さつまいも 大1本(400g)
バター 10g
はちみつ 大さじ1
牛乳 大さじ1
卵黄 1個分
塩 ひとつまみ
バニラエッセンス 適量

【作り方】
1. さつまいもは乱切りにして3分つける
2. 卵黄はちがう容器に少しだけ取っておく(焼く前に塗るため)
3. 水気を切ったさつまいもを耐熱容器に入れ、ラップをして5分。丈串が通るくらいまで加熱
4. 熱いうちに、さつまいも以外の材料を入れて木べらで潰す
5. 好きな形にまとめて、残りの卵黄を刷毛で塗り、オーブントースターで約5~7分。焦げ目がつけば完成!
夏休みも終わってしまうと、子どもはがっかり、親はやれやれ。
でもなんだかちょっと寂しいですよね。
そんな夜は、ぜひ家族でお月見をしてみてください。
月をながめて、日々を感謝する。
テレビやゲームでは見られない新しい発見があるかもしれませんね。
この記事を書いた人
MAKOMI

4歳になる娘を持つママです。子育てを始め、読書レビュー、ファッション等、多方面で執筆中。面白いネタを探して、日々アンテナを張って生きてます!