子供を「甘やかす」とは、すぐに手を貸してしまうこと。
我が家でも私と主人でいつも揉める話題なのですが、主人はすぐに娘に手を貸してしまいます。
例えば、お風呂上がりの着替え。
お風呂から上がると、娘は主人に体を拭いてもらって、寝室でパジャマを着る。
まずはパンツと下着、その後パジャマ。
パンツはきちんと履けたけれど、下着の前後ろがわからず、それを見た主人は娘から下着を取って着させてしまいました。
その流れで、結局パジャマも着させてもらった娘。
お人形のように頭からかぶせてもらって、足を通せばいいだけだから、娘だって簡単、主人も簡単。
だけど、と言って、私はいつも口出しをしてしまいます。
『今日のパジャマを着させる』という目標を達成する分には、それでOKですが、娘はこれからずーっと毎日パジャマを着ないといけません。
でも主人のやり方だと、娘は、いつまでたっても自分一人でパジャマを着ることはできないですよね。
子供と一緒にいると、親は子供がこれから失敗しそうだということを失敗する前に予測できてしまいがちです。
段差の前で転ぶとか、間違った箸の持ち方だからこぼしてしまうとか、子より長く生きてきた分想像がついてしまいます。
事故やけがにつながる失敗は別として、子供は失敗させないと成長できないことは多いと思います。
失敗を予測してすぐに手を貸すのではなく、どうして失敗してしまったのか、失敗しないためにはどうしたらいいのか、教えてあげるのが、親の在り方なのかなと思います。