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乳幼児に注意が必要なRSウイルス感染症の症状や治療、予防策は?
乳幼児を中心に流行するRSウイルス感染症。初感染の乳幼児では重篤化することもあり、毎年、秋から冬にかけての流行時は特に注意が必要なのですが、今年はRSウイルス感染症流行が例年に比べ早いようです。特に0歳児や1歳児は感染発症を避けたいRSウイルス感染症とは、どんな病気なのでしょうか。症状や治療法、予防策なども含めて説明したいと思います。
病気や感染症の対策
1. RSウイルス感染症ってどんな病気?
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RSウイルス感染症は、RSウイルスによる乳幼児に代表的される呼吸器感染症です。
毎年、秋から冬にかけて流行し、生後1歳までに半数以上が、2才までにはほぼ100%の子供がRSウイルス感染症に感染すると言われています。
RSウイルスは日本を含め、世界中に分布しており、はしかやムンプスとは異なり、何度も感染と発病を繰り返しますが、症状は、再感染のたびに軽くなっていきます。
多くの場合、発熱や鼻汁といった軽症で軽快するのですが、基礎疾患のある小児や生後3ヶ月以内の乳児が感染発症した場合、重篤化する可能性が高くなるため、乳幼児のいる家庭では特に注意が必要となってきます。
発症後、症状が良くなっても、ウイルスが体内に残っているのは7~21日と長いため、感染が広がりやすいのも特徴のひとつです。
毎年、秋から冬にかけて流行し、生後1歳までに半数以上が、2才までにはほぼ100%の子供がRSウイルス感染症に感染すると言われています。
RSウイルスは日本を含め、世界中に分布しており、はしかやムンプスとは異なり、何度も感染と発病を繰り返しますが、症状は、再感染のたびに軽くなっていきます。
多くの場合、発熱や鼻汁といった軽症で軽快するのですが、基礎疾患のある小児や生後3ヶ月以内の乳児が感染発症した場合、重篤化する可能性が高くなるため、乳幼児のいる家庭では特に注意が必要となってきます。
発症後、症状が良くなっても、ウイルスが体内に残っているのは7~21日と長いため、感染が広がりやすいのも特徴のひとつです。
2. 症状や治療法は?
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【症状】
① 感染後、2~8日の潜伏期間を経て、発熱。水のような鼻汁、鼻詰まりなどの症状が数日続く。
② 多くは軽症で軽快するが、重くなると発熱・鼻汁の後、咳がひどくなり、ヒューヒューあるいはゼーゼーといった呼吸音の喘鳴(ぜんめい)が出、呼吸困難に陥る。
③ さらに重症化すると、細気管支炎や肺炎へと進んでしまう。この場合、38℃以上の発熱が5日程度続くこともある。
【治療法】
RSウイルス感染症に治療法はなく、ワクチンもありません。
治療は対症療法となります。
① 感染後、2~8日の潜伏期間を経て、発熱。水のような鼻汁、鼻詰まりなどの症状が数日続く。
② 多くは軽症で軽快するが、重くなると発熱・鼻汁の後、咳がひどくなり、ヒューヒューあるいはゼーゼーといった呼吸音の喘鳴(ぜんめい)が出、呼吸困難に陥る。
③ さらに重症化すると、細気管支炎や肺炎へと進んでしまう。この場合、38℃以上の発熱が5日程度続くこともある。
【治療法】
RSウイルス感染症に治療法はなく、ワクチンもありません。
治療は対症療法となります。
3. とくに注意が必要な初感染乳幼児
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初感染乳幼児(2歳未満)の場合、
① 7割の乳幼児は、鼻汁などの上気道炎症状のみで軽快します。
② 3割の乳幼児が重症化し、咳が悪化、呼吸困難になる可能性が高いです。
また、
・低出生体重児
・心臓、肺に基礎疾患のある小児
・筋肉や神経に基礎疾患のある小児
・免疫不全が存在する小児の場合、
重症化のリスクが高まりますので、さらに注意が必要となってきます。
RSウイルス感染症は、生涯にわたって感染を繰り返しますが、感染発症を繰り返すうちに、症状は軽くなっていき、成人は感冒様症状(風邪)のみの場合が多いようです。
① 7割の乳幼児は、鼻汁などの上気道炎症状のみで軽快します。
② 3割の乳幼児が重症化し、咳が悪化、呼吸困難になる可能性が高いです。
また、
・低出生体重児
・心臓、肺に基礎疾患のある小児
・筋肉や神経に基礎疾患のある小児
・免疫不全が存在する小児の場合、
重症化のリスクが高まりますので、さらに注意が必要となってきます。
RSウイルス感染症は、生涯にわたって感染を繰り返しますが、感染発症を繰り返すうちに、症状は軽くなっていき、成人は感冒様症状(風邪)のみの場合が多いようです。
4. RSウイルス感染症の予防法
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RSウイルス感染症の感染経路は、RSウイルスに感染している人からの、
① 飛沫感染(咳、くしゃみ、唾液)
② 接触感染(おもちゃ、ドアノブ、コップ、手すりなど)
が主な感染経路となります。
再感染では、感冒様症状や気管支炎症状といった症状が多いので、RSウイルス感染症とは気づかれない場合があります。
ですので、2歳未満の乳幼児への感染を防ぐには、咳や鼻汁の症状がある人とできるだけ接触を避けることが大事になってきます。
通常の感染症と同様、予防にはマスク着用、手洗い、うがいが重要になってきますので、習慣化を心がけてください。
また乳幼児が日常的に触れるものは、接触感染の恐れがありますので、塩素系消毒剤などを使ってアルコール消毒をこまめにしてあげて下さい。
① 飛沫感染(咳、くしゃみ、唾液)
② 接触感染(おもちゃ、ドアノブ、コップ、手すりなど)
が主な感染経路となります。
再感染では、感冒様症状や気管支炎症状といった症状が多いので、RSウイルス感染症とは気づかれない場合があります。
ですので、2歳未満の乳幼児への感染を防ぐには、咳や鼻汁の症状がある人とできるだけ接触を避けることが大事になってきます。
通常の感染症と同様、予防にはマスク着用、手洗い、うがいが重要になってきますので、習慣化を心がけてください。
また乳幼児が日常的に触れるものは、接触感染の恐れがありますので、塩素系消毒剤などを使ってアルコール消毒をこまめにしてあげて下さい。
この記事のまとめ
夏からはしかが流行っていますが、RSウイルス感染症は10月からが流行時期となります。2歳までにほぼ100%が感染するとのことですが、我が家の娘は特に検査をすることもなく4歳になってしまいました。おそらく軽い感冒様症状で終わったためだと思います。風邪との区別がつきにくいため、兄弟間で感染してしまう可能性は高いです。乳幼児のいる家庭では、上の子が風邪を引いたときは、できるだけ兄弟間での接触を減らすよう心がけてください。
#子育て #感染症 #RSウイルス #育児
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