子どものADHDについて私たちができること
ADHDは注意欠如・多動性障害ともいいます。
誰にだって忘れ物をしたり、簡単なミスをすることはよくあります。
それはお子さんだって同じこと。ただあまり何回も続くと注意をすることがありますよね。
ただもし注意しても全く直らない、お子さんが落ち着きがないと先生に強く言われるなどが頻繁にあると、
お母さんも「どうして?私の教育方針が間違っているの?」などと思ってしまい、つい子供に強く叱ってしまうことも。
ですがちょっと待ってください。
もしかしたらそれはお子さんもあなたの教育方針も悪くないかもしれません。
今回はADHDの正しい理解についてお話していきたいと思います。
ほかの家庭はどうしてる?
1. ADHDの特徴
www.gatag.net・不注意 (集中力がない、忘れ物・簡単なミスがかなり多い)
・多動性 (授業中ずっと座っていられない)
・衝動性 (外からの刺激を無視できない、例えば授業中に外で鳥が飛んだらそちらに意識が完全に集中してしまい授業を聞くことができない)
になります。
上記で集中力がなく落ち着きがないと書きましたが、ADHDの子は自分の興味のあることには並外れた集中力を持つ場合があります。
ですから大人になってその優れた才覚を発揮する子も多いです。
アメリカの俳優ウィル・スミスや歌手ブリトニー・スピアーズもADHDだったそうです。
ADHDは特に日本のような厳しい規律的社会や、少しでも違うことをすると冷めた目で見られるという風潮の中では生活しづらいのは確かですが、自由な環境下ではその素晴らしい才能だって発揮することもあるのです。
ADHDを持つ人間が成功を手に納めやすいと語る人もいるくらいです。
ただし上で紹介した症状はほんの一部ですし、もし当てはまっているからといってもADHDが確定しているとは限りません。
もし気になるようであれば、お医者さんに相談する前に以下のサイトでチェックしてみることをおすすめします。
http://adhd.co.jp/kodomo/selfcheck/
2. 推奨したい子どもとの接し方
www.gatag.net頭ごなしに怒られたり、みんな出来ているのになぜ出来ないんだと詰られたり。
風当たりが強い世の中、ぜひ親御さんはお子さんの味方であってほしいです。
もし自分のお子さんがADHDだったら、同じことを注意しても直らないかもしれません。
他人から注意しろと言われるかもしれません。
でもお子さんを責めることはしないであげてください。
出来たことはきちんとほめてあげて、才能を見つけてあげてください。
そして興味のあることはできるだけ挑戦させてあげたりして
子供のポジティブな面をどんどん見つけて育てていくことが大切だと言えます。
3. 診断されていないのにADHDだと決めつけないで!
www.gatag.net「もしかしてあなたの子、ADHDじゃない?落ち着きがないもの」などと言いに来たり、子供に「○○ちゃんはADHDっていう病気なの」と診断されていないのに他の子どもたちや親に広める。
ADHDへの理解が広まっている中、聞きかじった浅い知識だけで大騒ぎして他人に迷惑をかける人がいなくならないのもまた事実です。
もしこういう風に言われた経験がある人へ。
浅はかな他人の言葉に惑わされ、診断される前から子供に突然厳しく教育したりしないでください。
自分の子供のことは親である自分がいちばん理解しているはずです。
もし心配ならば、専門家がいるのですから専門家に相談することが一番良い方法です。
4. もし疲れてしまったら無理をせずに相談を
www.gatag.netもし辛くなってしまったら、この状況を全て捨ててしまいたいと思うことがあったら、
抱え込まずに同じADHDを持つ親御さんのコミュニティに参加してみたり、カウンセリングを受けたりしてみてください。
話すことで気持ちが楽になったり、アドバイスを貰うことで自分なりの子供との接し方が見つかるかもしれません。
ここでいくつかのサイトを紹介します。
「東京都福祉保健局」http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/kosodate/adhd.html
各相談窓口へのリンクが貼られています。
「ふぁみえーる」https://famiyell.net/
家族の悩み相談や先生が教える指導例など充実したカテゴリが揃っています。
会員数約22000人の大きなコミュニティサイトになっています。
会員登録は無料でできます。
「えじそんくらぶ」http://www.e-club.jp/
ADHDを持つ人やその家族・教師を応援するサイト。
活動内容としては、講演会の開催・支援について各団体との懇談など。
入会費が2000円かかりますが入会後カウンセリングを割引価格で受けることもできます。
上手く子どもと接することも最初は難しいことですし、他の人に心ないことを言われることもあると思いますが
自分たちには自分たちのやり方があります。他人は気にせずに子どもと一緒に歩んでいきましょう。
そしてすべての人へADHDに対する正しい理解が早く広まることを願います。
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