![](/img/article/67445/image0.jpg)
油断大敵!3大夏風邪。プール熱、手足口病、ヘルパンギーナの特徴とは?
夏風邪の代表格とされる「プール熱」「手足口病」「ヘルパンギーナ」。3大夏風邪とも言われ、子供の間で流行しやすいのが特徴です。筆者の娘も、先週保育園の帰りに急に熱が上がったと思ったら、喉が真っ赤に腫れ、病院に行くとプール熱だと言われました。娘の発熱で、残念ながらお盆の予定は大変更!気を付けていても罹ってしまう3大夏風邪の特徴をご紹介します。
病気や感染症の対策
1. 冬風邪とは大違い!夏風邪の特徴とは?
photo-ac.com
【夏風邪の典型的な特徴】
発熱、喉の痛み、腹痛、下痢、発疹
⇒エンテロウイルスやアデノウイルスなど、暑くて湿度の高い環境を好むウイルスによって発生
【冬風邪の典型的な特徴】
鼻水、鼻づまり、発熱、喉の痛み
⇒インフルエンザウイルスやライノウイルスなど、寒くて乾燥した環境を好むウイルスによって発生
【代表的な夏風邪】
・プール熱(咽頭結膜熱)…7~9月流行
・手足口病…5~9月流行
・ヘルパンギーナ…6~8月流行
【夏風邪の予防策】
・部屋を冷やし過ぎない(適温は26~28度)
・エアコンにばかり当たらない
・寝冷えに気を付けて、夏ふとんを利用する
発熱、喉の痛み、腹痛、下痢、発疹
⇒エンテロウイルスやアデノウイルスなど、暑くて湿度の高い環境を好むウイルスによって発生
【冬風邪の典型的な特徴】
鼻水、鼻づまり、発熱、喉の痛み
⇒インフルエンザウイルスやライノウイルスなど、寒くて乾燥した環境を好むウイルスによって発生
【代表的な夏風邪】
・プール熱(咽頭結膜熱)…7~9月流行
・手足口病…5~9月流行
・ヘルパンギーナ…6~8月流行
【夏風邪の予防策】
・部屋を冷やし過ぎない(適温は26~28度)
・エアコンにばかり当たらない
・寝冷えに気を付けて、夏ふとんを利用する
2. プール熱(咽頭結膜熱)
photo-ac.com
【特徴】
・プールでの感染が多いので「プール熱」と呼ばれるが、正しくは「咽頭結膜熱」
・原因のアデノウイルス自体には季節性がないため、最近では夏に限らず流行
・プールの不衛生な水やタオルの共用などで感染
・結膜炎と咽頭炎が主な特徴
・潜伏期間は5~7日で、発症後、3~5日症状が続く
・子供の看病による二次感染で大人が罹る場合もある
【症状】
① 39℃前後の発熱とともに、喉が赤く腫れ痛くなる
② 眼が充血して、結膜炎を伴う
③ 3~5日くらい症状が続き、1週間ほどで回復
【好発年齢】
3~6歳
【治療と予防】
対症療法
プールで泳ぐ前のシャワーや洗眼の実施
タオルや洗面器の共有は避ける
【登園・登校は?】
症状が消えた後2日を経過するまで、出席停止
かかりつけ医の指示に従う
・プールでの感染が多いので「プール熱」と呼ばれるが、正しくは「咽頭結膜熱」
・原因のアデノウイルス自体には季節性がないため、最近では夏に限らず流行
・プールの不衛生な水やタオルの共用などで感染
・結膜炎と咽頭炎が主な特徴
・潜伏期間は5~7日で、発症後、3~5日症状が続く
・子供の看病による二次感染で大人が罹る場合もある
【症状】
① 39℃前後の発熱とともに、喉が赤く腫れ痛くなる
② 眼が充血して、結膜炎を伴う
③ 3~5日くらい症状が続き、1週間ほどで回復
【好発年齢】
3~6歳
【治療と予防】
対症療法
プールで泳ぐ前のシャワーや洗眼の実施
タオルや洗面器の共有は避ける
【登園・登校は?】
症状が消えた後2日を経過するまで、出席停止
かかりつけ医の指示に従う
3. 手足口病
www.miyake-naika.or.jp
【特徴】
・名前の通り、手、足、口に水泡ができる
・潜伏期間は3~6日で、発症後、2~4日症状が続く
【症状】
① 手のひら、足の裏、口の中に複数の水泡ができる(お尻や太ももなどにも発疹)
② 水泡が破れると、痛みで食べられなくなる
③ 発熱がない場合がほとんどだが、あっても38℃以下
④ 1週間程度で自然治癒する
【好発年齢】
1~5歳
【治療と予防】
特別な治療法は無し
口の中が痛くて食べられないので、脱水症状に気を付け水分補給を小まめに行う
髄膜炎や脳炎を合併する可能性もあるので、高熱が続く場合は要受診
【登園・登校は?】
出席停止の明確な規定は無し
発疹のみなら休む必要は無し
・名前の通り、手、足、口に水泡ができる
・潜伏期間は3~6日で、発症後、2~4日症状が続く
【症状】
① 手のひら、足の裏、口の中に複数の水泡ができる(お尻や太ももなどにも発疹)
② 水泡が破れると、痛みで食べられなくなる
③ 発熱がない場合がほとんどだが、あっても38℃以下
④ 1週間程度で自然治癒する
【好発年齢】
1~5歳
【治療と予防】
特別な治療法は無し
口の中が痛くて食べられないので、脱水症状に気を付け水分補給を小まめに行う
髄膜炎や脳炎を合併する可能性もあるので、高熱が続く場合は要受診
【登園・登校は?】
出席停止の明確な規定は無し
発疹のみなら休む必要は無し
4. ヘルパンギーナ
www.dr-tvtan.jp
【特徴】
・発熱(38℃以上)と喉の水泡
・潜伏期間は3~6日で、発症後、2~4日症状が続く
【症状】
① 急な発熱とともに、喉仏の辺りに赤い小さな水泡ができる
② 水泡が破れると、強い痛みで唾も呑み込めなくなる
③ 3日前後で熱が下がり、1週間ほどで回復
【好発年齢】
1~4歳
【治療と予防】
主には対症療法だが、症状によっては解熱剤を使うことも
口の中が痛くて食べられないので、脱水症状に気を付け水分補給を小まめに行う
髄膜炎や脳炎を合併する可能性もあるので、高熱が続く場合は要受診
【登園・登校は?】
出席停止の明確な規定は無し
本人の状態によって判断する
・発熱(38℃以上)と喉の水泡
・潜伏期間は3~6日で、発症後、2~4日症状が続く
【症状】
① 急な発熱とともに、喉仏の辺りに赤い小さな水泡ができる
② 水泡が破れると、強い痛みで唾も呑み込めなくなる
③ 3日前後で熱が下がり、1週間ほどで回復
【好発年齢】
1~4歳
【治療と予防】
主には対症療法だが、症状によっては解熱剤を使うことも
口の中が痛くて食べられないので、脱水症状に気を付け水分補給を小まめに行う
髄膜炎や脳炎を合併する可能性もあるので、高熱が続く場合は要受診
【登園・登校は?】
出席停止の明確な規定は無し
本人の状態によって判断する
この記事のまとめ
夏はエアコンによる室内調整が難しいですよね。エアコンを付けないと暑くて寝られないし、付けっぱなしだと寝冷えしたり。小さい子供がいると、家族と一緒に寝ている人も多いので、余計調整が厄介になってきますね。エアコンの調整に加え、夏の暑さで体力が落ちているので、夏も風邪をひきやすくなっています。予防には季節に関係なく、手洗いうがいが大切になってきますので、親子での習慣づけをお勧めします。
RANKING
-
1
子どもの自慰行為を目撃したら!?女の子に多い幼児自慰の原因と対処法
MAKOMI -
2
母乳の味ってどんな味?自分の母乳を飲んだ経験のあるママ30人に聞いてみた
taku -
3
【離乳食】「まだ固い!」そんな頑固な人参を簡単に柔らかくしてしまう方法とは
ぽんこ -
4
オムツの男の子用・女の子用の違いとは?
ぽんこ -
5
B型肝炎ワクチンがついに無料化!2016年10月より定期予防接種へ
MAKOMI -
6
おたふく風邪ワクチンが「任意接種」の理由
MAKOMI -
7
運動会のお弁当箱。ディーンアンドデルーカやアフタヌーンティーでお洒落に可愛く!
MAKOMI -
8
大人も子供も美味しい!無添加で安全安心“茅乃舎(かやのや)のだし”とは?
@uai -
9
聴診器より心音計がおすすめ!意外にお手頃な家庭用ドップラー心音計
MAKOMI -
10
フィンランドのベビーボックスにムーミン版が登場!日本で購入も
MAKOMI