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ハムやソーセージなど食肉加工品を食べると癌になる?
ハムやソーセージなど食肉加工品はそのまま食べてもよし、また少し調理するだけで簡単に美味しく食べられるので、食事担当のママやパパにはとても重宝する食材ですよね。便利なのだけれど、食べ過ぎは癌になる?大腸がんの原因は赤身肉?などなど、そんな話を一度は聞いたことありませんか?実際に昨年秋、IARCがそのような発表をしました。家族の健康を担うママやパパとしては不安材料のひとつだと思いますので、その信ぴょう性について調べてみました。
おいしいご飯で食育を学ぼう
1. IARC(国際がん研究機関)の発表
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昨年の秋ニュースになった、「食肉加工品やレッドミートの摂取が、大腸がんのリスクを高める」という話題を覚えていますか。
2015年10月にIARC(国際がん研究機関)が、
① 食肉加工品を「ヒトに対して発がん性がある」
② レッドミートを「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と発表しました。
IARCは発がんメカニズムの解明や、原因の特定を研究しているWHO(世界保健機関)の外部組織のことです。
このニュースが発表されてから、消費者は食肉加工品やレッドミートに敏感になり、昨年末は実際にハムやソーセージの売り上げが落ちたそうです。
こんなニュースが話題になると、確かに家族の健康を担うママパパとしては、不安になりますよね。
ハムヤソーセージなど食肉加工品や、レッドミートを食べると本当に癌になるのでしょうか。
2015年10月にIARC(国際がん研究機関)が、
① 食肉加工品を「ヒトに対して発がん性がある」
② レッドミートを「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と発表しました。
IARCは発がんメカニズムの解明や、原因の特定を研究しているWHO(世界保健機関)の外部組織のことです。
このニュースが発表されてから、消費者は食肉加工品やレッドミートに敏感になり、昨年末は実際にハムやソーセージの売り上げが落ちたそうです。
こんなニュースが話題になると、確かに家族の健康を担うママパパとしては、不安になりますよね。
ハムヤソーセージなど食肉加工品や、レッドミートを食べると本当に癌になるのでしょうか。
2. 食肉加工品、レッドミートって何?
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【食肉加工品】
塩漬けや発酵、燻煙などをほどこして、香りや保存性を高める加工をした肉のこと。
ハム、ソーセージ、ウインナー、ベーコン、ビーフジャーキー、フランクフルト、コーンビーフやスパムの缶詰など。
加熱処理されているものが多く、調理しなくてもそのまま食べられるのもメリットのひとつです。
【レッドミート】
レッドミートとは、いわゆる「赤身肉」といわれるもの。
食肉でのレッドミートは牛、豚、羊、馬など哺乳類の筋肉組織で、脂肪やスジが少なく赤く見える肉の部位のこと。
たんぱく質やビタミンB、鉄、亜鉛などが豊富。
内臓は通常含まず、鶏肉など白身のお肉は「ホワイトミート」と呼ばれています。
塩漬けや発酵、燻煙などをほどこして、香りや保存性を高める加工をした肉のこと。
ハム、ソーセージ、ウインナー、ベーコン、ビーフジャーキー、フランクフルト、コーンビーフやスパムの缶詰など。
加熱処理されているものが多く、調理しなくてもそのまま食べられるのもメリットのひとつです。
【レッドミート】
レッドミートとは、いわゆる「赤身肉」といわれるもの。
食肉でのレッドミートは牛、豚、羊、馬など哺乳類の筋肉組織で、脂肪やスジが少なく赤く見える肉の部位のこと。
たんぱく質やビタミンB、鉄、亜鉛などが豊富。
内臓は通常含まず、鶏肉など白身のお肉は「ホワイトミート」と呼ばれています。
3. 日本人の食肉加工品・レッドミート摂取量
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では日本人の食肉加工品とレッドミート摂取量はどのくらいなのでしょうか。
厚生労働省が2013年に行った国民健康・栄養調査によると、日本人の食肉加工品・レッドミートの摂取量は、一日あたり63gでした。
そのうちレッドミートは50g、食肉加工品は13gと、世界的に見ても、最も摂取量の低い国のひとつだそうです。
またIARCの発がん性リスク一覧によると、食肉加工品は『グループ1』に属しています。
この『グループ1』とは、アルコール摂取やたばこの喫煙、受動喫煙と同等で、発がん性リスク一覧の中では、一番低いグループに属しています。
IARCも「発がん性があるという根拠がある」という事実を伝えただけですので、食肉加工品やレッドミートに敏感になって、直ちに止めたり控えたりする必要はないようです。
厚生労働省が2013年に行った国民健康・栄養調査によると、日本人の食肉加工品・レッドミートの摂取量は、一日あたり63gでした。
そのうちレッドミートは50g、食肉加工品は13gと、世界的に見ても、最も摂取量の低い国のひとつだそうです。
またIARCの発がん性リスク一覧によると、食肉加工品は『グループ1』に属しています。
この『グループ1』とは、アルコール摂取やたばこの喫煙、受動喫煙と同等で、発がん性リスク一覧の中では、一番低いグループに属しています。
IARCも「発がん性があるという根拠がある」という事実を伝えただけですので、食肉加工品やレッドミートに敏感になって、直ちに止めたり控えたりする必要はないようです。
4. 食品安全委員会の発表
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内閣府の食品安全委員会は、IARCの発表を受けて、以下のような発表を残しています。
① どんな食品にもメリットとデメリット、リスクがあり、食べる量が多過ぎることが健康に影響を及ぼす。
② 大切なのは、バランスの良い食生活を送ること。
厚労省の調査によると、日本人のレッドミート摂取量は一日あたり50g。
一週間でおよそ350gを摂取していることになります。
レッドミート摂取量の目安は、週500g未満だといわれていますので、今まで通りの食生活を送れば問題ないのかと思います。
レッドミートはたんぱく質だけでなく、ビタミン、ミネラルも豊富です。
確かに摂り過ぎは、癌だけでなく動脈硬化のリスクも高めるそうですが、少な過ぎると逆に、脳卒中になる可能性もあるそうです。
食肉加工品やレッドミートを食卓から0にする必要は全くなく、バランスの取れた食生活を送ることを心がけたいですね。
① どんな食品にもメリットとデメリット、リスクがあり、食べる量が多過ぎることが健康に影響を及ぼす。
② 大切なのは、バランスの良い食生活を送ること。
厚労省の調査によると、日本人のレッドミート摂取量は一日あたり50g。
一週間でおよそ350gを摂取していることになります。
レッドミート摂取量の目安は、週500g未満だといわれていますので、今まで通りの食生活を送れば問題ないのかと思います。
レッドミートはたんぱく質だけでなく、ビタミン、ミネラルも豊富です。
確かに摂り過ぎは、癌だけでなく動脈硬化のリスクも高めるそうですが、少な過ぎると逆に、脳卒中になる可能性もあるそうです。
食肉加工品やレッドミートを食卓から0にする必要は全くなく、バランスの取れた食生活を送ることを心がけたいですね。
この記事のまとめ
食肉加工品はママやパパにとっては調理しやすく便利な食材。子供にとっては美味しいく、お弁当にはなくてはならない物。そんな食肉加工品に発がん性のリスクがあると聞くと、食べるのを躊躇してしまいますが、大事なのはバランスの良い食生活を送ることだそうです。レッドミートは健康にもいいですし、食肉加工品は嗜好品として、食べ過ぎには注意して取り入れたいですね。
#健康
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