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増加しつつあるシングルマザーの貧困。その原因と支援
最近ニュースでよく取り上げられている「シングルマザーの貧困」。みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。今回はそんな親子の貧困についてクローズアップしてみました。
ママのための基礎知識
1. シングルマザーの貧困
pixabay.com
現在、日本では就業・雇用者数が増加傾向にあり、失業者数は減少しつつあることが報告されています。
この結果を見て厚労省は、雇用情勢は改善しつつあるとの見解を出しています。
母子家庭内の就業率も8割以上との報告があります。昔は就業すら難しいという状況にありましたが、今は仕事に就いている母親がほぼ大半ということですよね。
しかし、仕事に就いていても生活が苦しいと感じている母子家庭も8割以上という現実。
働き口が見つかっても貧困状況は一向に改善されないようです。これはなぜなのでしょうか。
この結果を見て厚労省は、雇用情勢は改善しつつあるとの見解を出しています。
母子家庭内の就業率も8割以上との報告があります。昔は就業すら難しいという状況にありましたが、今は仕事に就いている母親がほぼ大半ということですよね。
しかし、仕事に就いていても生活が苦しいと感じている母子家庭も8割以上という現実。
働き口が見つかっても貧困状況は一向に改善されないようです。これはなぜなのでしょうか。
2. 貧困の原因
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母子家庭が就業しても貧困状況にある理由に、働くシングルマザーの多くが非正規雇用であるというのがひとつであると言われています。
正規雇用と非正規雇用では、2倍近くの年収差がついてしまう結果が出ており、賃金格差が問題となっています。子どもを自分一人で育てていくためには、正規雇用の方が良いというのは歴然としていますよね。
しかし子どもの面倒を任せられる場所や人がいなかったり、正社員の就労条件をクリアできないシングルマザーが多く、非正規雇用を選ばざるを得ない状況に…
そうなると、低収入から家賃や光熱費などを捻出するのに精一杯になってしまい、子どもに十分な学習環境を与えられなくなります。
すると子どもが成長しても学歴を理由に正規雇用に就けず、子どもも貧困に陥ってしまう…という負の連鎖が作られていくというのが次世代にも影響を及ぼす貧困の状況を作る原因となっているようです。
正規雇用と非正規雇用では、2倍近くの年収差がついてしまう結果が出ており、賃金格差が問題となっています。子どもを自分一人で育てていくためには、正規雇用の方が良いというのは歴然としていますよね。
しかし子どもの面倒を任せられる場所や人がいなかったり、正社員の就労条件をクリアできないシングルマザーが多く、非正規雇用を選ばざるを得ない状況に…
そうなると、低収入から家賃や光熱費などを捻出するのに精一杯になってしまい、子どもに十分な学習環境を与えられなくなります。
すると子どもが成長しても学歴を理由に正規雇用に就けず、子どもも貧困に陥ってしまう…という負の連鎖が作られていくというのが次世代にも影響を及ぼす貧困の状況を作る原因となっているようです。
3. もし貧困に悩んでいたら…
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家賃が払えず退去を迫られ居場所がない、明日の食費がないという過酷な貧困状況に苦しむあまり、子どもとともに命を絶つという選択をしてしまう方も少なくないといいます。
もしどうにもならない、生きていくことができないと思ったら、最悪の選択をしてしまう前に貧困から抜け出すための相談に乗ってくれたり、支援・サポートを行っている団体に頼ってみることをおすすめします。
以下では2団体をご紹介していますが、他にもたくさんの法人・団体が活動を行っています。
「ギブ・サポ」http://gvsp.net/
などの支援団体が一覧できるサイトでぜひ検索してみてください。
・しんぐるまざあず・ふぉーらむ
http://www.single-mama.com/
しんぐるまざあず・ふぉーらむでは、シングルマザーと子どもが楽しく過ごせるような、さまざまな活動を行っています。
シングルマザー同士の交流会を開催したり、子育てに役立つ情報を載せたニュースレターの配信などがメインです。
他にもサイトには電話相談ができるホットラインや、相談専用フォームもあります。
・キッズドア
http://www.kidsdoor.net/index.html
キッズドアでは、貧困を理由に子どもに進学を諦めさせず、学ぶ意欲や機会を助長するための活動を行っています。
例えば、困難な生活状況において、進学のために塾に通うことができない子どもたち向けに無料の受験対策講座を開催したり、
ひとり親家庭向けの子どもたちが、たくさんの人とともに学べる場を提供しています。
もしどうにもならない、生きていくことができないと思ったら、最悪の選択をしてしまう前に貧困から抜け出すための相談に乗ってくれたり、支援・サポートを行っている団体に頼ってみることをおすすめします。
以下では2団体をご紹介していますが、他にもたくさんの法人・団体が活動を行っています。
「ギブ・サポ」http://gvsp.net/
などの支援団体が一覧できるサイトでぜひ検索してみてください。
・しんぐるまざあず・ふぉーらむ
http://www.single-mama.com/
しんぐるまざあず・ふぉーらむでは、シングルマザーと子どもが楽しく過ごせるような、さまざまな活動を行っています。
シングルマザー同士の交流会を開催したり、子育てに役立つ情報を載せたニュースレターの配信などがメインです。
他にもサイトには電話相談ができるホットラインや、相談専用フォームもあります。
・キッズドア
http://www.kidsdoor.net/index.html
キッズドアでは、貧困を理由に子どもに進学を諦めさせず、学ぶ意欲や機会を助長するための活動を行っています。
例えば、困難な生活状況において、進学のために塾に通うことができない子どもたち向けに無料の受験対策講座を開催したり、
ひとり親家庭向けの子どもたちが、たくさんの人とともに学べる場を提供しています。
この記事のまとめ
シングルマザーの貧困についての原因や支援についてご紹介しました。ひとりきりで余裕を持った子育てと、経済基盤の安定の両立を図ることはなかなか難しいことだと思います。しかしそこで思い詰めたり諦めてしまう前に、ぜひ一度相談・支援を受けてみてください。
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